“教育"を社会学する [単行本]
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“教育"を社会学する [単行本]

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出版社:学文社
販売開始日: 2011/10/01
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“教育"を社会学する [単行本] の 商品概要

  • 目次

     まえがき―〈教育〉を社会学する、とはどういうことか

    第1部 〈教育問題〉を社会学する―教育社会の「現在」
     第1章 「教育と暴力」再考―デュルケムとの対話を通して(山本雄二)
      1 問題の設定
      2 Tヨットスクールを必要とした時代
      3 Tヨットスクールの矯正論
      4 「騒動」が提起した問題

     第2章 教職に何が起こっているか?(油布佐和子)
      1 病める教師の増加と高い教職への満足度
      2 経営体としての学校と組織化
      3 機能システムの展開
      4 再び「病理」と満足度へ
      5 標準化と技術主義の浸透
      6 学校における心理学の支配
      おわりに―思考停止する教師

     第3章 小・中学受験の社会学(片岡栄美)―受験を通じた階層閉鎖とリスク回避
      1 受験拡大の社会的背景:不安とリスク回避
      2 受験の実態と地域格差
      3 階層現象としての小・中学受験
      4 私立学校は誰に占有されているのか?
      5 リスクと信頼からみる小・中学受験
      6 階層閉鎖戦略としての小・中学受験
      7 受験親たちの同質性志向(仮説1)
      8 異質な他者への閉鎖性と排除の疑惑(仮説2)
      9 異質な他者への寛容性の価値期待(仮説3)
      10 母親の諸類型
      11 受験家庭の子育て戦略とハビトゥス、文化
      おわりに―結論

     第4章 いじめの定義問題再考―「被害者の立場に立つ」とは(間山広朗)
      1 TVのワイドショー場面から
      2 いじめ論と定義問題
      3 行為の定義/行為としての定義
      4 エンパワーメントの影に―司法界・教育界・生徒世界
      5 「被害者の立場に立つ」ことについて

     第5章 「将来の私」を物語る(古賀正義)―セラピー・カルチャーを求める若者たち
      1 将来への問いかけ
      2 アスピレーションの神話
      3 「自分らしさ」の創出
      4セラピー・カルチャーへの要請
      おわりに

    第2部 〈人間形成〉を社会学する―教育社会の「成立」
     第6章 アリエスの〈教育〉理論を読む(越智康詞)―「近代と教育」のシステム論的展開
      1 コレージュにおける教育空間(教育/教育システム)の誕生
      2 人文主義革命のもたらしたもの
      3 共同生活と教授関係の出会いと教育空間の生成
      4 中間考察
      5 教育システムと家族システムの結合関係
      6 近代社会空間における〈人間〉の誕生と教育システム
      おわりに―「切り離し」の作動の社会的機能についての考察

     第7章 「私淑」とメディアクラシー(稲垣恭子)
      1 「私淑」とは
      2 「私淑」の変容
      3 「シシュク」とメディアクラシー

     第8章 学校的社会化の問題構成(北澤 毅)―「児童になる」とはどういうことか
      1 「学校的社会化」とは―お漏らし現象から見えること
      2 方法知をめぐる混乱
      3 「児童になる」とはどういうことか―無力化実践への着目
      4 社会化とは何か―自己概念の検討
      おわりに

     第9章 行為の一般論における「欲求性向」の概念(清矢良崇)
        ―社会学におけるパーソナリティー研究の基礎
      1 行為理論の準拠枠
      2 欲求性向とパーソナリティー
      3 欲求性向と社会化
      おわりに―人間形成の社会学に向けて
  • 内容紹介

    〈教育〉の自明性を問い直し、世界に対する見方を更新し続ける方法としての社会学の可能性。
     第1部〈教育問題〉編では、教育の源泉にある「怒り」の存在、「思考停止」する教師の姿、
    子育て戦略としての小・中学受験、いじめ定義の被害者主権性の問題、セラピー化する社会における
    「自分らしさ」の創出、などが論じられる。
     第2部〈人間形成〉編では、近代社会における〈人間〉の誕生と教育空間の生成、
    メディア社会における「私淑」の変容、子どもが「児童」になる過程としての学校的社会化、
    「欲求性向」形成としての社会化、などが議論される。
     現代日本社会の教育問題の読解を通して〈教育〉の本質に挑む論集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    北澤 毅(キタザワ タケシ)
    立教大学文学部教授
  • 著者について

    北澤 毅 (キタザワ タケシ)
    (きたざわ たけし)立教大学名誉教授。

“教育"を社会学する [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:北澤 毅(編)
発行年月日:2011/09/30
ISBN-10:4762022152
ISBN-13:9784762022159
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:262ページ
縦:20cm
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