テレビだョ!全員集合―自作自演の1970年代 [単行本]

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テレビだョ!全員集合―自作自演の1970年代 [単行本]

長谷 正人(編著)太田 省一(編著)
価格:¥2,640(税込)
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出版社:青弓社
販売開始日: 2007/11/21
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テレビだョ!全員集合―自作自演の1970年代 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    草創期独特の熱気に包まれていた60年代とMANZAIブームで幕を開ける華々しい80年代とに挟まれ、奇妙なまでに静かな印象がある70年代のテレビ文化。だがその時代のテレビをめぐる一つ一つの出来事を見ていくと、「テレビの外部」を映していたテレビがテレビ自身を自作自演するようになった歴史的プロセスが浮かび上がってくる。テレビ史の転換点としての70年代を照射するメディア論。
  • 目次

    序章 七〇年代テレビと自作自演 長谷正人
     1 テレビの面白さ
     2 自作自演としての七〇年代テレビ
     3 本書の構成

    第1部 七〇年代テレビをジャンル別に見る

    第1章 開拓者の時代──七〇年代バラエティというフロンティア 太田省一
     1 テレビに移住する──「ゲバゲバ」から「土曜8時」へ
     2 「低俗」であるということ──『全員集合』と通過儀礼
     3 「欽ちゃん」というバーチャルリアリティ──「お茶の間」を見るテレビ
     4 視聴者参加の七〇年代──真剣とゲームの間で
     5 タレントとは何か──マチャアキからタモリへ
     6 バラエティの秘かな冒険──ポストテレビへの助走

    第2章 視るものとしての歌謡曲──七〇年代歌番組という空間 太田省一
     1 全盛期としての七〇年代
     2 六〇年代後半に起こったこと
     3 「アイドル」という現象
     4 変容する「歌謡界」
     5 『ザ・ベストテン』が意味するもの
     6 八〇年代へ

    第3章 ドキュメンタリー青春時代の終焉──七〇年代テレビ論 丹羽美之
     1 転回点としての一九七〇年代
     2 『ドキュメンタリー青春』と田原総一朗
     3 青春、ジャズ、テレビ
     4 テレビの自己解体

    第4章 日常性と非日常性の相克──七〇年代テレビドラマ論 長谷正人
     1 視聴者における日常性と非日常性の相克
     2 制作現場における中継性と作品性の相克
     3 山田太一、非日常性を日常性に折り畳むこと
     4 「住まうこと」の中継としてのドラマ

    第5章 コマーシャルの転回点としての七〇年代 難波功士
     1 コマーシャルから解放されたCM音楽
     2 伝説のCM作家という伝説
     3 マルチな才能という商法

    第2部 七〇年代テレビと社会を読む

    第6章 テレビと大晦日 高野光平
     1 メディア・イベントとしての十二月三十一日
     2 年越しテレビの古層(─一九五二年)
     3 『紅白』圧勝──秩序が生む想像的非日常(一九五三─七四年)
     4 覚醒から混沌へ──内輪空間が生む増幅的非日常(一九七五年─)
     5 大晦日からテレビが見える

    第7章 「女子アナ」以前 あるいは“一九八〇年代/フジテレビ的なるもの”の下部構造──露木茂氏インタビューから 瓜生吉則
     1 彼女たちが「女子アナ」になったころ
     2 「テレビ・アナウンサー」露木茂
     3 「女子アナ」神話の下部構造
     4 「革命」の後で

    第8章 テレビにとって“やらせバッシング”とは何か──「やらせ問題」のテレビ史的意義 田所承己
     1 ムスタン事件
     2 やらせ概念の出現
     3 やらせリンチ事件
     4 テレビバッシングの特性
     5 “やらせバッシング”とは何か

    資料 七〇年代を代表するテレビ番組の基礎知識

    資料 七〇年代テレビ史年表

    資料 テレビ論のためのブックガイド 長谷正人

    あとがき 太田省一
  • 内容紹介

    『8時だョ!全員集合』『ザ・ベストテン』『NHK紅白歌合戦』『時間ですよ』などの番組を取り上げて、バラエティ・歌番組・ドキュメンタリー・ドラマなどのジャンルごとに1970年代のテレビ文化の実相を読み、現在のテレビ文化の起源を探るメディア論。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    長谷 正人(ハセ マサト)
    1959年、千葉県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専攻は映像文化論、コミュニケーション論

    太田 省一(オオタ ショウイチ)
    1960年、富山県生まれ。社会学者。専攻は社会学、テレビ論
  • 著者について

    長谷 正人 (ハセ マサト)
    1959年、千葉県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専攻は映像文化論、コミュニケーション論。著書に『映像という神秘と快楽』(以文社)、『悪循環の現象学』(ハーベスト社)、共編著に『映画の政治学』(青弓社)、共編訳書に『アンチ・スペクタクル』(東京大学出版会)など。これまででいちばん面白かったテレビ番組◆『EXテレビ OSAKA』(読売テレビ、1990─94年)。

    太田 省一 (オオタ ショウイチ)
    1960年、富山県生まれ。社会学者。専攻は社会学、テレビ論。著書に『社会は笑う』(青弓社)、論文に「「自作自演する社会」の臨界」(「世界」2006年2月号)、「演技と素の間」(「文学」2006年11・12月号)など。これまででいちばん面白かったテレビ番組◆『オールナイトフジ』(フジテレビ、1983─91年)。

テレビだョ!全員集合―自作自演の1970年代 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:長谷 正人(編著)/太田 省一(編著)
発行年月日:2007/11/24
ISBN-10:4787232800
ISBN-13:9784787232809
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:278ページ
縦:21cm
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