性的身体―「破調」と「歪み」の文学史をめぐって [単行本]

性的身体―「破調」と「歪み」の文学史をめぐって [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  “尻”とは何か？縛られた女体はいかなるメッセージなのか？漱石、乱歩、荷風、川端、吉行淳之介、団鬼六、中上健次らの性表現を再検討しながら、性的逸脱、異形の身体をひたすら凝視し、自然規範という権力に本能で抗った表現者の軌跡を体系化する。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  性的身体
  性的身体が反映するもの
  闇の文学史覚書―柳浪、乱歩、風太郎をめぐって
  肉体なき性
  “変形させられた女体”と文学
  欠損のリアリティ
  “尻”とはなにか
  教養小説としての『花と蛇』
  姦通の風景―漱石がさぐりあてたもの

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  岡庭 昇(オカニワ ノボル)
  １９４２年東京生まれ。阪神に育つ。慶応大学経済学部卒業。文芸批評家

性的身体―「破調」と「歪み」の文学史をめぐって [単行本] の商品スペック