怪人二十面相・伝(小学館文庫) [文庫]

怪人二十面相・伝(小学館文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  怪人二十面相の正体は誰か。原作者の江戸川乱歩さえ触れることのなかった永遠の謎を劇作家でもある著者が大胆な想像力と緻密な構成で描く。父が自殺し母も行方不明となった平吉は、孤児院に行くことを拒否して、自らの意志でサーカス団に入門する。そこで平吉の面倒をみることになったのは、あらゆる芸を即座に自分のものにしてしまうサーカスの天才・武井丈吉だった。芸の師匠でもある丈吉を父のように慕う平吉だったが、突然、丈吉はサーカス団から姿を消してしまう。「世間をあっといわせる泥棒になる」という言葉を平吉に残して。話題の映画「Ｋ‐２０」原作。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  北村 想(キタムラ ソウ)
  １９５２年、滋賀県生まれ。名古屋で劇団「彗星’８６」を結成し、戯曲を書き始める。８４年、『十一人の少年』で第二十八回岸田戯曲賞を受賞、８９年、『雪をわたって…第二稿・月のあかるさ』で第二十四回紀伊國屋演劇賞を受賞する

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