渋沢栄一と"義利"思想―近代東アジアの実業と教育 [単行本]

渋沢栄一と"義利"思想―近代東アジアの実業と教育 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  近世東アジアに支配的であった「重義軽利」の賎商思想を脱却し、“義”と“利”の根源的な関係性を生涯追求した「日本資本主義の最高指導者」渋沢栄一（１８４０‐１９３１）―「中国近代化の開拓者」と称された同時代の実業家・張謇（１８５３‐１９２６）との比較から、両者の思想の共通点と独自性を詳細に検討し、日中の近代化と儒学の関係性・意義・問題点を解明する。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  序章
  第１章　渋沢栄一の時代
  第２章　渋沢栄一の“義利”観
  第３章　渋沢栄一の実業理念
  第４章　渋沢栄一の教育理念
  第５章　張謇の学問形成と体験
  第６章　張謇の“義利”観
  第７章　張謇の実業理念
  第８章　張謇の教育理念
  終章　まとめと展望

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  于 臣(ユ チェン)
  １９７４年、中国遼寧省生まれ。北京国際関係学院卒業。北京日本学研究センター修士課程修了。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士（教育学）。現在、島根県立大学北東アジア地域研究センター研究助手。専攻、日本教育史・経済思想史

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