覇信長記 良将伝―"1604"懊悩の大陸(ワニノベルス) [新書]

覇信長記 良将伝―"1604"懊悩の大陸(ワニノベルス) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  覇王信長の死後、その跡目を襲い、正式に登極してから二年。政や軍にかかわる手直しを一気呵成に進め、織田幸村は、いまや誰もが認める織田大日本第二代皇帝である。日の本に久方ぶりの平穏な日々が訪れていた頃、黄砂の大陸では、幸村の兄、真田信幸の激闘が続いていた。叛徒である桂林軍は、一時は明の半分を制する勢いであったが、信幸らの織田大日本と明との連合軍が巻き返しつつある。ここが正念場、楽観はできまい。信幸は薄い唇を噛んだ。されど、信幸の心をとらえて離さなかったのは、戦の勝敗ではなかった。民を苦しめるばかりの、この戦の行く末が、その心根を痛めていた。偉大な弟をもつ凡なる男のまっすぐな戦いを描く、『覇信長記』シリーズ外伝。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  羅門 祐人(ラモン ユウト)
  昭和３２年生まれ、福岡県出身。仮想文明（シムシビライズ）に基づく独自の作品世界には多くのファンがいる
  
  中岡 潤一郎(ナカオカ ジュンイチロウ)
  昭和４３年生まれ、東京都出身。架空戦記作家として名を馳せるが、日本史にも造詣が深い

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