女情けの日光道(春陽文庫―呑蝮念仏破戒旅〈4〉) [文庫]

女情けの日光道(春陽文庫―呑蝮念仏破戒旅〈4〉) [文庫] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  享保八年九月のころ、異相の破戒僧呑蝮は、対岸が川口宿の岩淵宿にさしかかっていた。犬連れの呑蝮は破れ衣の下に派手な女物の長襦袢を着けてはいるが、居合いの達人であった。―大栗丹後の人気シリーズ“呑蝮念仏破戒旅”の書き下ろし第四作。勘定奉行大久保下野守の行列の先頭を横切った幼女が、情け容赦もなく斬られようとしたとき、それを助けてやったのが呑蝮であった。蝮でも呑んでしまうという快男児の呑蝮が、八代将軍吉宗の継子争いの隠謀を阻止するために大活躍。淫風うずまく川口宿の女郎屋に宿泊した呑蝮が、悪人輩の策謀をみごとにさばく物語が第一話「川口宿・愛染地蔵」。―一読胸のつかえも下りる、呑蝮の痛快な物語を全三話収めた面白さ天下一品の時代小説の快作。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  川口宿・愛染地蔵
  岩槻宿・情炎人形
  幸手宿・晩秋渺々

女情けの日光道(春陽文庫―呑蝮念仏破戒旅〈4〉) [文庫] の商品スペック