分子生物学への招待 [単行本]
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分子生物学への招待 [単行本]

鈴木 範男(編著)田中 勲(編著)矢沢 洋一(編著)
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出版社:三共出版
販売開始日: 2002/03/12
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分子生物学への招待 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、自然科学系や人文系の1、2年目学生の教養としてのみではなく、バイオ系の3、4年目や大学院の学生にも学ぶに値する内容とすべく、基礎から現代分子生物学の最先端までをわかりやすく、コンパクトに記載した。
  • 目次

    第1章 分子生物学への招待―筋ジストロフィーの病因解明の研究史
     1-1 歴史
     1-2 筋ジストロフィーの分類と症状
     1-3 筋ジストロフィーの分子生物学的研究
    第2章 生命と細胞
     2-1 化学進化・生命の誕生
      2-1-1 原始地球の環境と有機物の化学的合成
      2-1-2 自己複製能力の獲得
     2-2 生物進化
      2-2-1 原核生物の登場とその進化
      2-2-2 真核生物(原生生物)の登場,共生説,膜進化説
      2-2-3 多細胞生物へ,さらにより複雑な生物への進化
     2-3 生物の細胞
      2-3-1 原核生物,真核生物の細胞の特徴
      2-3-2 細胞の機能
      2-3-3 分化した細胞のパターンと組織
     2-4 細胞周期
      2-4-1 細胞周期の各期
      2-4-2 細胞周期の調節
    第3章 タンパク質の構造と機能
     3-1 遺伝子とタンパク質
     3-2 タンパク質の基本構造
     3-3 タンパク質の立体構造解析
     3-4 タンパク質の構造と機能
     3-5 転写因子OmpR
     3-6 ホメオドメインタンパク質
     3-7 生物学としての構造生物学
    第4章 遺伝子の構造と機能
     4-1 核酸の化学構造と遺伝子
      4-1-1 核酸の成分
      4-1-2 核酸の共有結合構造
      4-1-3 核酸のヌクレオチド配列
     4-2 核酸の高次構造
      4-2-1 DNAの二重らせん構造と塩基対
      4-2-2 DNAの変性と復元
      4-2-3 DNAの二重らせんと染色体の構造
      4-2-4 RNAの高次構造
     4-3 DNAの複製
      4-3-1 DNAの半保存的複製
     4-4 DNAの転写
      4-4-1 転写とRNAポリメラーゼ
      4-4-2 RNAのプロセッシング
     4-5 翻訳―タンパク質分子の合成
      4-5-1 遺伝コード
      4-5-2 アミノ酸の活性化とtRNA
      4-5-3 リボソームとタンパク質合成
     4-6 遺伝情報の発現と調節
      4-6-1 原核細胞の転写調節
      4-6-2 真核細胞の転写調節
    第5章 受精と発生
     5-1 精子の構造
     5-2 配偶子形成
     5-3 受精の仕組み
      5-3-1 精子の誘引
      5-3-2 先体反応
      5-3-3 精子と卵細胞膜の融合の分子機構
     5-4 初期発生と卵割
      5-4-1 受精膜
      5-4-2 卵割
     5-5 発生運命の決定
      5-5-1 ショウジョウバエ卵における細胞質因子
      5-5-2 ホヤ卵における細胞質因子
     5-6 発生における誘導
      5-6-1 初期発生における誘導
    第6章 形態形成
     6-1 細胞同士の接着による形態形成
      6-1-1 細胞接着分子
     6-2 細胞外基質による形態形成
      6-2-1 細胞と細胞外基質との接着
      6-2-2 細胞の配列と細胞外基質
     6-3 細胞分化
      6-3-1 骨格筋細胞の分化
     6-4 からだ作りの基本ルール
      6-4-1 ホメオボックス遺伝子
     6-5 かたち作りから再生へ
      6-5-1 再生
      6-5-2 成長因子が関与している可能性
     6-6 老化はなぜ起こるか
      6-6-1 老化のメカニズム
      6-6-2 老化に関する諸説
      6-6-3 Klothoマウス
     6-7 生殖工学と倫理
      6-7-1 クローン動物
      6-7-2 生殖工学の光と影
    第7章 情報の伝達
     7-1 情報伝達とは何か
     7-2 情報伝達のされかた
     7-3 受容体とセカンドメッセンジャー
     7-4 タンパク質のリン酸化
     7-5 アダプタータンパク質
     7-6 情報の遮断とクロストーク
     7-7 情報に対する慣れ―脱感作―
    第8章 脳と神経
     8-1 静止膜電位と活動電位
     8-2 VOSCの分子内制御機構
     8-3 イオンチャンネルの分子機能解剖学
    第9章 がん
     9-1 RNAがんウィルスのがん遺伝子
     9-2 ヒトのがん遺伝子
     9-3 がん遺伝子の機能
     9-4 がん遺伝子の活性化
     9-5 DNAがんウィルスのがん遺伝子
     9-6 がん抑制遺伝子
    第10章 人間の健康と病気―最新の分子生物学より―
     10-1 食欲抑制ホルモン(レプチン)と食欲増進物質(オレキシン)
     10-2 喫煙と発がん
     10-3 飲酒と脳神経タンパク質Fynと子育て放棄
     10-4 ヒトゲノム(遺伝子)解読
    第11章 分子生物学の発展を支えた生物・装置と方法
     11-1 生物
      11-1-1 大腸菌
      11-1-2 酵母
      11-1-3 線虫
      11-1-4 キイロショウジョウバエ
      11-1-5 マウス(ハツカネズミ)
     11-2 装置
      11-2-1 PCR法
      11-2-2 アガロースゲル電気泳動
      11-2-3 SDS-PAGE
      11-2-4 X線回析
      11-2-5 電子顕微鏡
     11-3 遺伝子の組み換えと遺伝子操作
      11-3-1 分子クローニング
      11-3-2 DNA断片の切り出しと制限酵素
      11-3-3 遺伝子の贈幅
      11-3-4 DNAの塩基配列の決定法
    参考文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    基礎から最先端まで平易でコンパクトに記述
  • 内容紹介

    タンパク質、核酸と遺伝から受精・形態形成、人体の健康と病気など、生命現象を分子レベルで明らかにする分子生物学の基礎から最先端までを、コンパクトにわかりやすく解説。大学1・2年生を対象とした教科書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 範男(スズキ ノリオ)
    1972年東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学(生物化学)。現在、北海道大学大学院理学研究科教授、理学博士。専門は生物化学

    田中 勲(タナカ イサオ)
    1974年大阪大学大学院理学研究科博士課程退学。現在、北海道大学大学院理学研究科生物科学専攻教授、理学博士。専門は構造生物学、X線結晶学

    矢沢 洋一(ヤザワ ヨウイチ)
    1965年北海道大学大学院理学科修士課程退学。現在、北海道教育大学旭川校教育学部教授、理学博士。専門は生化学、栄養生理学、健康科学

分子生物学への招待 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:三共出版
著者名:鈴木 範男(編著)/田中 勲(編著)/矢沢 洋一(編著)
発行年月日:2002/03/10
ISBN-10:4782704429
ISBN-13:9784782704424
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:226ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
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