問われる子どもの人権―子どもの権利条約・日弁連レポート [単行本]

問われる子どもの人権―子どもの権利条約・日弁連レポート の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  子どもの貧困、親や教員による暴力を伴う「しつけ」、過度の競争による子どものいじめ、不登校、中途退学、自殺など、国連が長きにわたり改善を求めているように、日本の子どもたちを取り巻く環境は依然、問題を抱えたままです―実務経験豊富なプロフェッショナル集団が、子どもの権利・人権にかかわる問題点を鋭く指摘。

• 目次

  第1章 子どもの権利条約に基づく第3回日本政府報告および武力紛争における子ども・子ども売買各選択議定書第1回日本政府報告に関する日本弁護士連合会の報告書
  
  第1部 子どもの権利条約
  I 条約の諸規定の実施のための一般的措置
  II 第1条(子どもの定義)
  III 一般原則
  IV 市民的権利および自由
  V 家庭環境および代替的な監護
  VI 基礎的な保健および福祉
  VII教育、余暇および文化的活動
  VIII特別な保護措置
  
  第2部 選択議定書
  I武力紛争における児童の関与に関する児童の権利に関する条約の選択議定書
  II児童の売買、児童買春および児童ポルノに関する児童の権利に関する選択議定書
  
  
  第2章 子どもの権利条約と子どもの権利
  
  1CRC総括所見から見えてくる日本の子どもの実情と子ども政策の課題
  2問われる日本の法制度・社会制度
  3子どもの権利条約など権利条約の実務における活用法
  4子どもの権利条約と司法における活用可能性
  5ジェンダー論は子どもの人権論にどう関わるのか
  6「権利ノート」の歴史に見る「子どもの権利条約」
  7国際的視点から見た子どもの権利についての課題
  8子どもの権利とは何か
  9子どもの権利基本法の必要性を改めて問う
  10御殿場(少年)事件について
  11「少年に語りかける」高裁決定文
  12国連子どもの権利委員会(CRC)を20数年間「傍聴」し続けたことから発言したいこと
  
  〔コラム〕 まるで口頭試験のようだった予備審査
  日本の子どもの権利の実情をわかってほしい
  外国人事件を扱う立場から
  本審査でのブリーフィング
  本審査の記録をとりながら
  子どもの権利条約と国連子どもの権利委員会CRC
  
  
  第3章 子どもの権利条約と報告書の審査
  
  子ども(児童)の権利に関する条約
  子どもの権利条約に基づく第2回日本政府報告に関する日本弁護士連合会の報告書
  国連子どもの権利委員会・第2回政府報告書に基づく最終見解
  「子ども(児童)権利に関する条約」に関する「第3回政府報告書審査後の国連子ども(児童)の権利委員会の最終見解(総括所見)」
  「武力紛争における子ども(児童)の権利条約選択議定書」に関する「第1回政府報告審査後の国連子どもの権利委員会の最終見解」
  「子ども(児童)売春等に関する子どもの(児童)の権利条約選択議定書」に関する「第1回政府報告審査後の国連子ども(児童)の権利委員会の最終見解」
  国連・子どもの権利委員会の第3回総括所見/最終見解等に対する日本政府のコメント
  
  あとがき

• 出版社からのコメント

  日本の子どもの権利について、国際的に突きつけられている課題

• 内容紹介

  子どもの貧困、親や教員による暴力を伴う「しつけ」、過度の競争による子どものいじめ、不登校、中途退学、自殺など、国連が長きにわたり改善を求めているように、日本の子どもたちを取り巻く環境は依然、問題を抱えたままです―実務経験豊富なプロフェッショナル集団が、子どもの権利・人権にかかわる問題点を鋭く指摘します。

問われる子どもの人権―子どもの権利条約・日弁連レポート の商品スペック