明の重臣 方孝孺の忠と死―八七三人の死を前にして [単行本]

明の重臣 方孝孺の忠と死―八七三人の死を前にして の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  忠は、下の者に限度を超えた奉仕を求め、下も積極的に応えていく上下関係、自組織の存在と繁栄のみに仕える閉じた官僚的社会、内部告発を忌み嫌う体質に増殖する。本書第一部では、方の事蹟を主としてたどり、第二部で現代という時代の中で虚構の対話をさせて、忠をあぶり出す形式をとっている。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１部（清貧な父
  方孝孺十九歳、父の助命嘆願に行く
  終生の師・宋濂につく
  朱元璋に会うが、採用されず　ほか）
  第２部（永楽帝と方孝孺と陸仁―新弟子
  方孝孺と徐恵糸―方孝孺の妻鄭燕の弟の嫁
  永楽帝と方孝孺―死当日の午前
  永楽帝と方孝孺と方孝友―死当日の午後　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  石毛 慎一(イシゲ シンイチ)
  １９４８年横浜市生まれ。早稲田大学文学研究科（東洋哲学）修士課程修了。同大学教育学研究科（国語教育）博士課程単位取得後満期退学

明の重臣 方孝孺の忠と死―八七三人の死を前にして の商品スペック