子どもと家族(子ども社会シリーズ〈1〉) [全集叢書]

子どもと家族(子ども社会シリーズ〈1〉) [全集叢書] の 商品概要

• 目次

  第１部　子どもと家族
  　第１章　家族と子どもの発達（住田正樹）
  　　１ 家族における子どもの社会化過程　/　２ 家族の変貌と私生活化　/　３ 現代家族と子どもの社会化問題
  
  第２部　子どもをめぐる諸問題
  　第２章　母親の育児不安（荒牧美佐子）
  　　１ 育児不安とその影響　/　２ 育児不安の背景要因　/　３ 育児不安と今後の子育て支援
  
  　第３章　父親の育児参加と育児観（山瀬範子）
  　　１ 父親の育児参加を求める声　/　２ 育児に参加する父親の諸特徴　/　３ 父親の育児参加を促すためには
  
  　第４章　父親の不在（住田正樹）
  　　１ はじめに　/　２ 子どもの社会化と父親の役割　/　３ 父親の不在　/　４ 父親の不在と子どもの社会化　/　５ 父親の役割と協同的活動
  
  　第５章　しつけをめぐる混乱（多賀　太）
  　　１ 家族としつけ　/　２ しつけは衰退しているのか　/　３ しつけをめぐる不安と混乱
  
  　第６章　虐待のメカニズム（大迫秀樹）
  　　１ はじめに　/　２ 児童虐待とは　/　３ 児童虐待のメカニズム
  
  　第７章　ひとり親家族の子どもたち（渡辺一弘）
  　　１ ひとり親家族の子どもたちの現状　/　２ ひとり親の影響と父親・母親の役割　/　３ ひとり親家族の子育てと課題
  
  　第８章　子どもにとっての離婚（杉谷修一）
  　　１ 離婚の動向―日本は離婚大国か　/　２ 離婚の要因　/　３ 子どもへの影響　/　４ 離婚後の子どもたちを支えるもの
  
  第３部　親の問題
  　第９章　親になる過程（木村敬子）
  　　１ ライフコースの変化と親役割　/　２ 「子どもをもつこと」の意味の変化　/　３ 親になるということ
  
  　第10章　今どきの親たち（高山静子）
  　　１ はじめに　/　２ 父親・母親の生活と子育て事情　/　３ 父親・母親と子どもを取り巻く生活環境　/　４ 母親・父親たちの子育て支援活動
  
  　第11章　親たちの不安と戸惑い（田中理絵）
  　　１ 親役割の変容　/　２ 家族の変化と子ども社会の変化　/　３ 青年前期の子どもの悩みと親子関係　/　４ 親役割の変化と親自身の発達課題

• 内容紹介

  今日の家族の現状と、家族のなかでの子どもの生活の諸相を検証。
  育児不安、父親不在、しつけ、虐待、ひとり親家族、離婚、ライフコースや親役割の変容など、子どもと家族をめぐる今日的問題群への実証的アプローチ。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  住田 正樹(スミダ マサキ)
  １９４４年兵庫県に生まれる。慶應義塾大学文学部卒業（社会学専攻）。東京大学大学院教育学研究科博士課程中退（教育社会学専攻）。香川大学助手、講師、助教授、九州大学助教授を経て、１９９１年九州大学教育学部教授。２０００年九州大学大学院人間環境学研究院教授。現在、放送大学教授・九州大学名誉教授・教育学博士。専攻は教育社会学・発達社会学

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