古典を読む(ヒューマニティーズ) [全集叢書]

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古典を読む(ヒューマニティーズ) [全集叢書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2010/07/01
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古典を読む(ヒューマニティーズ) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    情報化が急激に進む現在、遙かむかしに書き遺されたものに価値はあるのか。それを読むことは、いまの私たちにどのような意味があるのか。ニーチェ『この人を見よ』の読解を通して展開される、古典を読む態度についての解釈学的議論は、自己と他者をめぐる実存的な議論へと発展してゆく。情報には還元されない、古典を読むことの意味と可能性を探る。
  • 目次

    はじめに

    一、解釈学的循環の問題
     テキストの真意を理解することはできるのか/解釈学的循環という難問/第一の解釈学的循環──単語と文章/第二の解釈学的循環──過去のテキストと現在の読者/第三の解釈学的循環──過去の著者と現在の読者/ 「対話」という実践/テキスト理解と他者理解

    二、二つのニーチェ解釈
     タイトルに込められた意味/二つの解釈──存在と生成/誰? 何?/知性の役割、感性の役割/二項対立と両義性/ニーチェはファシストか? ポストモダニストか?/ニーチェの真意はどこにあるのか/ディオニュソスとアポロン/肯定の精神と否定の精神/自己と自我/運命愛と戯れ/大いなる政治と自己/真の世界が滅びるとき

    三、他者認識の問題
     解釈学から人間学へ/精神史=精神科学とは何か/ 「根源的なわたし」から「他者」へ/存在と存在物/両義性の立場/他者に開かれた共同体へ/地平の融合とは何か/政治的なものと他者

    四、解釈学を学ぶために何を読むべきか

    おわりに
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小野 紀明(オノ ノリアキ)
    1949年生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。京都大学法学博士(1987年)。現在、京都大学公共政策大学院教授。西洋政治思想史専攻
  • 著者について

    小野 紀明 (オノ ノリアキ)
    小野紀明(おの のりあき)
    1949年生まれ.京都大学大学院法学研究科修士課程修了.京都大学法学博士(1987年).現在,京都大学公共政策大学院教授.西洋政治思想史専攻.
    著書に,「現象学と政治――二十世紀ドイツ精神史研究」(行人社,1994年),「政治理論の現在――思想史と理論のあいだ」(世界思想社,2005年),「ハイデガーの政治哲学」(岩波書店,2010年)など.

古典を読む(ヒューマニティーズ) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:小野 紀明(著)
発行年月日:2010/06/29
ISBN-10:4000283294
ISBN-13:9784000283298
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:総記
言語:日本語
ページ数:87ページ
縦:19cm
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