月下の相棒―隠居与力吟味帖(学研M文庫) [文庫]

月下の相棒―隠居与力吟味帖(学研M文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  鬼仏と異名を取った隠居与力の宇野幸内は、北町奉行の遠山左衛門尉から要請を受け、定廻同心の高田俊平と共に、江戸で起こる難時件に挑む。ある夜、浜御殿に近い御用屋敷で、五人が物の怪に斬殺されるという怪事件が起こった。俊平と一緒に極秘の捜査に乗り出した遠山は、物の怪が将軍と瓜二つの若君と知って驚愕する。かつて幽閉された徳川家慶の双子の弟が化生となり、人を惨殺しているというのだ。幸内の鋭い吟味によって、事件の裏に蠢く陰謀が明らかになるのだが…。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  牧 秀彦(マキ ヒデヒコ)
  １９６９年東京都生まれ。早稲田大学政経学部経済学科卒。在学中はワセダミステリクラブに籍を置き、推理・ＳＦ・時代小説に親しむ。二十歳より居合道を始め、現在五段（全日本剣道連盟）。大学卒業後は東芝経理部に六年間勤務後、作家に転職。「辻番所シリーズ」（光文社文庫）をはじめ『裂帛五坪道場一手指南』（講談社文庫）、『江都の暗闘者』（双葉文庫）、『巴の破剣』（ベスト時代文庫）等、連作時代小説を手がける

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