クレジット・サラ金列島で闘う人びと [単行本]

クレジット・サラ金列島で闘う人びと [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  格差社会の深化とともに、貧困層が拡大している。しかし、銀行から借りることができない経済的不安定者は、高利のサラ金を頼らざるをえない。多重債務者の多くは、五〇万円以下の借金からスタートしている。彼らはなぜ生まれるのか。どうすれば助かるのか。そして多重債務者を生まない社会とは？日々、現場で奔走する人びとを追ったドキュメント。

• 目次

  　はじめに
  
  第１章　あなたも借金をしています
  　１　普通の主婦が陥った借金地獄
  　２　身近にいる多重債務者
  　３　莫大な利益を出すサラ金業者
  
  第２章　画期的法案は通ったけれど
  　１　宇都宮弁護士，走る
  　２　金利を下げたら消費者が困る？
  　３　グレーゾーンをめぐる攻防
  
  第３章　カリスマ公務員，登場
  　１　奄美大島は多重債務者の“駆け込み寺”
  　２　カリスマ公務員たち――相談窓口は全国に広がるのか
  
  第４章　わらっているのは誰か
  　１　借金地獄社会・韓国からの警告
  　２　サラ金報道“冬の時代”
  
  第５章　闘いは続く
  　１　ATM利用料をめぐって
  　２　グローバル化の流れのなかで
  　３　全国一斉多重債務者相談ウィーク
  
  　あとがき――闘う人びとを追って

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  横田 一(ヨコタ ハジメ)
  １９５７年山口県生まれ。東京工業大学卒業。雑誌の編集を手伝いながら環境問題などを取材。８８年、奄美大島の宇検村の入植グループ襲撃事件を描いた『漂流者たちの楽園』でノンフィクション朝日ジャーナル大賞を受賞。以後、政官財界の癒着や公共事業などをテーマに取材活動を続ける

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