比較史のなかのドイツ農村社会―『ドイツとロシア』再考 [単行本]
    • 比較史のなかのドイツ農村社会―『ドイツとロシア』再考 [単行本]

    • ¥4,950149 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009001388396

比較史のなかのドイツ農村社会―『ドイツとロシア』再考 [単行本]

価格:¥4,950(税込)
ゴールドポイント:149 ゴールドポイント(3%還元)(¥149相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:未来社
販売開始日: 2008/03/10
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

比較史のなかのドイツ農村社会―『ドイツとロシア』再考 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ヨーロッパ比較社会経済史研究の碩学によるドイツとロシアの農村社会をめぐる研究成果。ヨーロッパを東西に分割する聖ペテルブルク‐トリエステ線についての視点移動をふくむ新たな知見を導入するとともに、マルクス・ヴェーバー・ハックストハウゼン・レーニンらの理論と研究を検討しながらドイツとロシアの農村にみられる歴史的・構造的な相違を明らかにし、その後のヨーロッパの歴史・社会の展開を鮮やかに跡づける。
  • 目次

    序 エルベ河から「聖ペテルブルク-トリエステ線」へ──比較社会経済史の視点移動──
    一、エルベ河
    二、「聖ペテルブルク-トリエステ線」
    三、アメリカ、「古いヨーロッパ」、ヘイナル線
    四、ヘイナル線、マルクス、ヴェーバー

    I ドイツの農民とロシアの農民──史的比較の試み──

     1 家族および共同体から見たヨーロッパ農民社会の特質──社会経済史的接近──
    一、家族形態から見たヨーロッパの農民社会の地帯区分
    二、共同体から見たドイツとロシア──「大塚史学」における共同体論の意義と問題点──
    三、ロシアの土地制度──ミールにおける土地割替え慣行──
     2 北西ドイツ農村定住史の特質──農民屋敷地に焦点をあてて──
    はじめに
    一、中世前期北西ドイツの農村定住と農民屋敷地
    二、中世中・後期北西ドイツにおける農村下層民の階梯形成と小屋地
    結び――ロシアとの対比――
     3 帝政ロシアの農民世帯の一側面──女性の財産的地位をめぐって──
    はじめに
    一、農民世帯の基本的特徴
    二、女性の財産的地位
    結び
     4 家族史から見たロシアとヨーロッパ――ミッテラウアーの所説に寄せて――
    [I]はじめに
    [II]ミッテラウアーの墺露家族構造比較 一、テキスト
    二、資本主義に先行する諸社会と共同体
    三、ロシア革命と共同体の問題
    四、晩年のマルクスのノート類の意義
     5 マックス・ヴェーバーの農業労働者調査報告=『東エルベ・ドイツにおける農業労働者の状態』(一八九二年)について
    一、成立事情
    二、内容の骨子と初期論稿中に占める位置
    三、評価と批判
    四、政策提言とその問題点
     6 マックス・ヴェーバーのロシア革命論――ロシアにおける国家と市民――
    はじめに
    一、ヴェーバーのロシア革命論の成立
    二、ヴェーバーのロシア革命論の内容
    三、ヴェーバー『ロシア革命論』の評価
    四、一九〇五年革命観をめぐるヴェーバーとレーニン

    III 書 評

     1 若尾祐司『ドイツ奉公人の社会史──近代家族の成立──』
     2 M・E・フォーカス著/大河内暁男監訳/岸智子訳『ロシアの工業化一七〇〇―一九一四』
     3 小島修一『ロシア農業思想史の研究』
     4 鳥山成人『ロシア・東欧の国家と社会』
     5 鈴木健夫『帝政ロシアの共同体と農民』
     6 豊永泰子『ドイツ農村におけるナチズムへの道』
     7 田中真晴『ウェーバー研究の諸論点──経済学史との関連で──』
     8 オスカー・ハレツキ著/鶴島博和他訳『ヨ
  • 内容紹介

    一九八六年の日経経済図書文化賞を受賞した前作『ドイツとロシア──比較社会経済史の一領域』以後に発表されたドイツとロシアの農村社会をめぐるさまざまな論考を中心に編集されたヨーロッパ比較社会経済史の碩学による一大研究成果。
    ヨーロッパを東西に分割する聖ペテルブルク-トリエステ線についての視点移動をふくむ新たな知見を導入するとともに、マルクス・ウェーバー・ハックストハウゼン・レーニンらの理論と研究を検討しながらドイツとロシアの農村にみられる歴史的・構造的な相違を明らかにし、その後のヨーロッパの歴史・社会の展開を鮮やかに跡づける。この分野における業績をつぶさに検討した書評論文、タイの経済学者の仕事を紹介した翻訳・エッセイもあわせて収録する。
    目次

    I ドイツの農民とロシアの農民──史的比較の試み──

     1 家族および共同体から見たヨーロッパ農民社会の特質──社会経済史的接近──
     2 北西ドイツ農村定住史の特質──農民屋敷地に焦点をあてて──
     3 帝政ロシアの農民世帯の一側面──女性の財産的地位をめぐって──
     4 家族史から見たロシアとヨーロッパ――ミッテラウアーの所説に寄せて――
     5 マックス・ヴェーバーの農業労働者調査報告=『東エルベ・ドイツにおける農業労働者の状態』(一八九二年)
     6 マックス・ヴェーバーのロシア革命論――ロシアにおける国家と市民――

    III 書 評

     1 若尾祐司『ドイツ奉公人の社会史──近代家族の成立──』
     2 M・E・フォーカス著/大河内暁男監訳/岸智子訳『ロシアの工業化一七〇〇―一九一四』
     3 小島修一『ロシア農業思想史の研究』
     4 鳥山成人『ロシア・東欧の国家と社会』
     5 鈴木健夫『帝政ロシアの共同体と農民』
     6 豊永泰子『ドイツ農村におけるナチズムへの道』
     7 田中真晴『ウェーバー研究の諸論点──経済学史との関連で──』
     8 オスカー・ハレツキ著/鶴島博和他訳『ヨ
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    肥前 榮一(ヒゼン エイイチ)
    1935年、神戸市生まれ。1962年、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学名誉教授

比較史のなかのドイツ農村社会―『ドイツとロシア』再考 の商品スペック

商品仕様
出版社名:未来社
著者名:肥前 榮一(著)
発行年月日:2008/03/10
ISBN-10:4624321731
ISBN-13:9784624321734
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:322ページ
縦:22cm
他の未来社の書籍を探す

    未来社 比較史のなかのドイツ農村社会―『ドイツとロシア』再考 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!