学ばないこと・学ぶこと―とまれ・生涯学習の・ススメ [単行本]
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学ばないこと・学ぶこと―とまれ・生涯学習の・ススメ [単行本]

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出版社:学文社
販売開始日: 2006/12/20
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学ばないこと・学ぶこと―とまれ・生涯学習の・ススメ の 商品概要

  • 目次

     はしがき
     [さて、生涯学習というと]

    第1章 わからないということ
     1 わからないことはいけないこと?
      氾濫する「わかる」ための本*「わかる」ための本が売れる*方法優位の現象
     2 「わかる」「できる」の呪縛
      パソコンはできればいい*「わかる」と「できる」:原理と手段
      *研究と生涯学習の違い*「わかること」と「わかるようになっていくこと」
     3 わからないのはなぜか
      伊東へ行くならハトヤ*絵本の点字*想像力と理解:体験活動重視の危険性
     4 生涯学習ということ
      生涯学習というコトバ*「今」だけでもなく「いつか」だけでもなく

    第2章 さまざまな学習の場
     1 広場と公園デビュー
      一九六九年新宿駅西口地下広場*公園デビュー
     2 銭湯・見せ物小屋・コーヒーハウス
      浮世風呂とコミュニティ銭湯見せ物小屋と博覧会*コーヒーハウスと喫茶店
     3 学校以外の学習の場
      アルバイト*サークル活動・ボランティア活動*家庭などで
     4 偶発的学習ということ
      学習と教育:「よくしよう」という意図*学習支援と教育:効率性と組織性*生活場面での学習

    第3章 人はいつ学ぶ・なぜ学ぶ
     1 学習者の類型論
      多様な学習者*目標志向・活動志向・学習志向
     2 人びとの学習体験
      それぞれの学習*病院体験
     3 課題解決のための学びと自己充実のための学び
      課題解決と自己充実*課題解決のための学び*自己充実のための学び*課題解決と自己充実の融合
     4 個人の次元と社会の次元
      社会全体で見ると*第二次大戦後からの学習*学習の個別化状況と複相化

    [ところで、生涯学習といえば]

    第4章 昔の学習・今の学習
     1 昔の話:昭和初めの小樽
      小樽高等商業学校の成人教育講座*地域の特性と学習活動*自主的な学習機会
      *社会の変化への対応のための学習
     2 公民館の出現とその役割:地域社会における共同から趣味教養へ*第二次大戦後の制度の整備
      *地域社会と公民館*共同・集団による学習*公民館の変容とその要因
     3 新しい学習機会の隆盛:自己啓発・資格・自己充実
      予期しなかった学習機会*自己充実のための学びの機会の進展*キャリア形成と学びの機会

    第5章 生涯学習と社会教育
     1 生涯学習というコトバ・社会教育というコトバ
      生涯学習体系への移行*生涯学習のイメージ*社会教育の
      イメージ*生涯学習と社会教育の関係
     2 「社会教育の終焉」と「社会教育の周辺」
      社会教育の終焉論:コミュニティセンターをめぐる議論
      *民間企業の役割への注目:カルチャーセンターをめぐ
      る議論*生涯学習支援の一環としての社会教育:「社会
      教育の周辺」
     3 図書館・博物館が社会教育施設であるということ
      図書館法・博物館法*社会教育施設であるということ
      *資料に対する専門性とその問題*資料以外の要素の役割
      *学校とは異なる性格

    第6章 生涯学習社会といわれるもの
     1 学歴社会と生涯学習社会
      学歴社会の形成*指摘される学歴社会の弊害*生涯学習
      社会の提唱と考え方:生涯教育と生涯学習
     2 生涯学習社会と学習機会
      さまざまな学習機会*学習機会の自由な選択*生涯学習
      社会への道
     3 生涯学習社会と学習の成果
      学習の成果は誰のもの*学習した人だけのものではない
      成果*学習の成果はいつ出るか*学習内容と学習の成果

    第7章 生涯学習社会の落とし穴
     1 生涯学習社会は可能か
      学習機会の偏在と自由な選択*学校化社会?*学歴社会
      の残滓?:心の内なる学歴社会
     2 敗者復活社会の光と陰
      成果へのこだわりと敗者復活*「できないことはない」
      か?
     3 資格社会の光と陰
      資格ブーム*資格は何を保証するか*資格のための学習
     4 公共的課題の学習の重要性
      行政社会教育への向かい風*公共的課題の学習機会*地
      域の活性化と地縁集団*短期的には成果のわからない学習

    [そこで、生涯学習は]
    第8章 なんのための学び
     1 学ぶことは苦行か
      補うための学習と付け加えるための学習*苦行としての
      学習と「楽習」*飴と鞭
     2 生涯学習の社会的文脈
      社会の発展・効率化と教育・学習*変わる社会と変わら
      ない社会*競争と生涯学習*自己責任と生涯学習*学ぶ
      技術のひとり歩き
     3 学ぶことは幸せか?
      学ばないという選択*志としての学習?

    第9章 「に、なっていく」こと
     1 「わかるようになっていくこと」
      「わかること」「できること」ではないことの価値
      *「に、なっていく」への注目
     2 「楽しみ」と「苦しみ」の複合体
      成果・到達点は見える・その道のりは見えない*行政
      支援施策の矛盾
     3 「繰り返し」の面白さ
      繰り返しは進歩ではないか*過程の楽しみ
     4 とまれ、生涯学習の、ススメ
      いろいろな学習・いろいろな意味*止まらず、「に、
      なっていく」こと

    あとがき
  • 内容紹介

    「人が学んでいるとき、そこには学ばないという選択も含めて、その人の生き方が反映されている」

    さまざまなかたちの「学び」が氾濫する現代社会において、
    生涯学習・社会教育・学ぶことの意味を根底から問い直す一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 眞理(スズキ マコト)
    東京大学助教授(大学院教育学研究科・教育学部)。専攻、社会教育学・生涯学習論。1951(昭和26)年静岡県伊東市生まれ。東京大学文学部(社会学)卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程(社会教育学)中退。東京大学教育学部助手、岡山大学教育学部講師等を経て現職。国立科学博物館評議員、国立青少年教育振興機構評価委員、静岡県社会教育委員
  • 著者について

    鈴木 眞理 (スズキ マコト)
    鈴木 眞理(すずき まこと)青山学院大学コミュニティ人間科学部客員教授(名誉教授)。

学ばないこと・学ぶこと―とまれ・生涯学習の・ススメ の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:鈴木 眞理(著)
発行年月日:2006/12/15
ISBN-10:4762016187
ISBN-13:9784762016189
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:184ページ
縦:19cm
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