裏隠密駆る―二条左近無生剣(春陽文庫) [文庫]

裏隠密駆る―二条左近無生剣(春陽文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  筑前国福岡城黒田藩では、２代藩主忠之と重臣栗山大膳との対立が続いていた。忠之が児小姓から１万石の家老に抜擢した寵臣倉八十太夫を重用したことも紛争の種であった。そのころ、左近は絵師狩野を名のり、博多人形の姿絵かき比べに出るべく、掏摸の万吉を供に博多へ。筑前可也山の蓮華寺巫女そのと芸妓小蝶を相手に左近は妖艶な色模様を展開、莫大な利を生む黄櫨蝋をめぐる陰謀の謎の究明に迫る。栗山大膳は３カ条の理由を挙げ、ついに主君を謀反人として幕閣へ訴え出た。はたして騒動の結末は？（「惑艶博多人形」）―新鋭大栗丹後が満を持して書き下ろした“二条左近無生剣”シリーズの最新作２編。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  惑艶博多人形
  恨艶哀別館林

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