大乗小説がゆく―私の「大菩薩峠」論 [新書]

大乗小説がゆく―私の「大菩薩峠」論 [新書] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  机龍之助という通り魔剣士にこめられた中里介山のメッセージとは何か？新手の「大菩薩峠」論がそのなぞに迫る。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  「小説家」と「大説家」
  釈迦は無神論者か
  大乗仏教の「負の訴求力」
  ラスコーリニコフの斧
  「大乗小説」宣言
  介山の生い立ち―父と子
  介山の初恋
  介山の二度目の恋
  社会主義運動
  唯物論からの離反
  大逆事件というトラウマ
  「大衆小説」への抵抗
  介山と農本主義
  人生は正教か邪教か
  復讐するは我にあり

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  高梨 義明(タカナシ ヨシアキ)
  １９３８年５月２５日横浜に生まれる。１９６３年東京大学法学部卒業。安田信託銀行（現みずほ信託銀行）入社。取締役調査部長、関連会社役員を歴任。１９９９年退職、今日にいたる

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