異文化のなかの郭沫若―日本留学の時代 [単行本]

異文化のなかの郭沫若―日本留学の時代 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  本書は、郭沫若の日本留学時の文学活動、留学事情および創作環境の事実検証を主軸に、彼の文学作品論を展開していく。そして彼の留学時代の足跡を追いながら、政治思想、文学思想の受容関係を探り、一介の医学留学生が現代中国の代表的な文学者にまで成長した過程と、若き詩人郭沫若のより真実な人間像を突き止め、郭沫若研究における空白の領域をなくすことを目指している。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１部　実証編（第一高等学校特設予科時代まで
  第六高等学校時代
  郭沫若と九州帝国大学
  在学中の交友関係
  福岡在留時の生活に関する考察）
  第２部　作品・思想論考編（郭沫若の初期文学論考
  『女神』の時代
  小説創作の試み
  “五四”退潮期の苦悶と思索
  “五四”時期の伝統文化観）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  武 継平(ブ ケイヘイ)
  １９５７年生まれ。１９８２年復旦大学外国文学系卒業。１９８５年中国社会科学院大学院修士学位取得。１９９１年四川外国語大学日語系助教授。同年来日。１９９９年九州大学大学院博士後期課程修了。博士学位取得（甲、比較社会文化）。現在、九州大学大学教育研究センター助教授

異文化のなかの郭沫若―日本留学の時代 [単行本] の商品スペック