ウォーター・ウォーズ―水の私有化、汚染、そして利益をめぐって [単行本]
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ウォーター・ウォーズ―水の私有化、汚染、そして利益をめぐって [単行本]

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出版社:緑風出版
販売開始日: 2003/03/24
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ウォーター・ウォーズ―水の私有化、汚染、そして利益をめぐって の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    いま欧米の多国籍企業は、ダム建設や水道・潅漑システムからミネラルウオーターまで、世界貿易機関(WTO)などを利用しつつ国際的な水支配、水戦争を仕掛けている。しかし、水の私有化や水道の民営化に象徴される水戦争は、人々から水という共有財産を奪い、農業の破壊や貧困の拡大を招き、地域・民族紛争と戦争を誘発し、地球環境を破壊するものだ。世界的に著名な著者が世界の水戦争を分析し、水問題の解決の方向を提起する。
  • 目次

    はじめに
    水戦争/平和のエコロジー

    Introduction 潤沢から欠乏への転換
    水のエコロジー/産業植林と水の危機/ユーカリと渇水 鉱山と水の危機
    干ばつは天災ではない/管井と動力ポンプ/共同体の権利と集団経営
    エコロジーの民主主義

    Chapter One 水利権――国家、市場、コミュニティ
    自然の権利としての水利権/川岸所有者権カウボーイ経済学――早い者勝ち
    主義と民営化の登場/現代のカウボーイ経済/共有財産としての水
    共有権の悲劇共同体と共有権/地域社会の権利と水の民主主義
    浄水権対汚濁権/新旧の巨大公害企業/水の民主主義の原則

    Chapter Two 気候変動と水の危機
    水の不法行為としての気象の不法行為/オリッサの巨大サイクロンは人災である
    マングローブの破壊/洪水とハリケーン/干ばつ、熱波、氷河融解

    Chapter Three 川の植民地化――ダムと水戦争
    公共の負担と民間の利益――アメリカ西部のダム/現代インドの寺
    大ダムと水紛争/ダムと強制退去――インドの場合/世界の立ち退き事情
    河川水路の変更と水戦争/水のジハード/イスラエルと西岸地区
    ナイル川をめぐる紛争/水の国際規則

    Chapter Four 世界銀行、WTO、企業の水支配
    世界銀行――企業の水支配のための道具/官民協力――水私有化のための国際援助
    WTOとGATS――水の輸出/WTOとGATS――事実と虚構
    新しい協定、古い計画/水の巨人/大いなる渇き
    企業対市民――ボリビアの水戦争

    Chapter Five 食物と水
    工業的農業と水の危機/持続不可能な農業――水の浪費と破壊
    遺伝子組み換え作物による水問題の解決、という神話

    Chapter Six 不足から豊穰への転換
    砂漠に花を咲かせる/先住民の水管理/分権化された水の民主主義
    持続性のための人々の選択

    Chapter Seven 聖なる水
    聖なるガンジス/エコロジーの伝説/キリスト教と聖なる水
    水の「価値」が意味するもの

    付録 ガンジス川の百八個の名称
    原注
    訳者あとがき
  • 内容紹介

    「今世紀の戦争が石油をめぐって戦われたものであったとするなら、新世紀の戦争は水をめぐって戦われることになるだろう」――世界銀行総裁のこの予言が示すように、いま欧米の多国籍企業は、ダム建設や水道・潅漑システムからミネラルウオーターまで、世界貿易機関(WTO)などを利用しつつ国際的な水支配、水戦争を仕掛けている。しかし、水の私有化や水道の民営化に象徴される水戦争は、人々から水という共有財産を奪い、農業の破壊や貧困の拡大を招き、地域・民族紛争と戦争を誘発し、地球環境を破壊するものだ。世界的に著名な著者が世界の水戦争を分析し、水問題の解決の方向を提起する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    シヴァ,ヴァンダナ(シヴァ,ヴァンダナ/Shiva,Vandana)
    環境問題、女性解放問題、国際問題に関する世界でも最もエネルギッシュで挑発的な女性思想家のひとり。物理学者、環境科学者、平和運動家。1993年、もうひとつのノーベル賞としても知られているライト・ライブリフッド賞を受賞。「科学技術自然資源政策研究基金」の理事を務める

    神尾 賢二(カミオ ケンジ)
    1946年大阪生まれ。早稲田大学中退。フランス、スペイン留学後、記録映画監督、テレビ番組ディレクター、映画プロデューサーなどを経て現在、番組制作会社勤務。『ウォーター・ウォーズ―水の私有化、汚染そして収益をめぐって』は処女翻訳。鎌倉市在住
  • 著者について

    ヴァンダナ・シヴァ (シヴァ ヴァンダナ)
    環境問題、女性解放問題、国際問題に関する世界でも最もエネルギッシュで挑発的な女性思想家のひとり。物理学者、環境科学者、平和運動家。1993年、もうひとつのノーベル賞としても知られているライト・ライブリーフッド賞を受賞。「科学・技術・環境科学のための研究基金」の理事を務める。『緑の革命とその暴力』(浜谷喜美子・訳、日本経済評論社)、『生きる歓び--イデオロギーとしての近代科学批判』(熊崎實・訳、築地書館)など多数の著書がある。

    神尾 賢二 (カミオ ケンジ)
    翻訳家、映像作家。1946年大阪生まれ、早大中退。バルセロナ在住。翻訳書に『ウォーター・ウォーズ』(ヴァンダナ・シヴァ著、緑風出版)、『気候パニック』(イヴ・ルノワール著、緑風出版)、『石油の隠された貌』(エリック・ローラン著、緑風出版)、『灰の中から―サダム・フセインのイラク』(アンドリュー・コバーン、パトリック、コバーン著、緑風出版)、『大統領チャベス』(クリスティーナ・マルカーノ、アルベルト・バレーラ著、緑風出版)、『海に消えた星の王子さま』(ジャック・プラデル、リュック・ヴァンレル著、緑風出版)、『金持ちが地球を破壊する』(エルベ・ケンプ著、緑風出版)、『資本主義からの脱却』(エルベ・ケンプ著、緑風出版)、著書に『An English Guide to Kamakura’s Temples & Shrines』がある。

ウォーター・ウォーズ―水の私有化、汚染、そして利益をめぐって の商品スペック

商品仕様
出版社名:緑風出版
著者名:ヴァンダナ シヴァ(著)/神尾 賢二(訳)
発行年月日:2003/03/31
ISBN-10:4846103013
ISBN-13:9784846103019
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:245ページ
縦:20cm
その他: 原書名: WATER WARS:Privatization,Pollution and Profit〈Shiva,Vandana〉
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