複素解析へのアプローチ [単行本]

複素解析へのアプローチ [単行本] の 商品概要

• 目次

  1．複素数
  　1.1　複素数
  　1.2　複素平面
  　1.3　ド・モアブルの定理
  　1.4　複素平面上の点集合
  　1.5　複素球面と無限遠点
  　演習
  
  2．複素関数
  　2.1　一次関数
  　2.2　連続関数
  　2.3　正則関数
  　2.4　等角写像
  　2.5　初等関数
  　2.6　リーマン面
  　演習
  
  3．複素積分
  　3.1　複素積分
  　3.2　コーシーの積分定理
  　3.3　コーシーの積分表示式
  　演習
  
  4．関数の級数展開
  　4.1　関数項級数と一様収束
  　4.2　べき級数
  　4.3　テイラー展開
  　4.4　零点，一致の定理
  　4.5　ローラン展開
  　演習
  
  5．留数とその応用
  　5.1　留数
  　5.2　実定積分の計算
  　演習

• 内容紹介

  　物理や工学など応用を目的とする読者向けに、関数の級数展開および留数計算までを解説した。
  　半年の講義での利用を考慮して、各章を「解説部」と「演習部」に分けて、解説部の学習だけでもゆとりをもって一通りの知識が得られるようにしてある。複素平面上の点集合やリーマン面についてもふれた。

• 著者について

  山本　稔 (ヤマモト　ミノル)
  元大阪大学教授、理学博士。大阪大学大学院理学研究科修士課程修了。大阪大学教授などを歴任。主な著書・訳書に『解析学要論（I）（II）』（裳華房）、『常微分方程式の安定性』（実教出版）、『微分方程式とフーリエ解析』（学術図書）、『リヤプノフの方法による安定性理論』（翻訳、産業図書）などがある。
  
  坂田　定久 (サカタ　サダヒサ)
  大阪電気通信大学名誉教授、工学博士。甲南大学理学部卒業、大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了。大阪電気通信大学講師・助教授・教授などを歴任。主な著書に『解析学概論（II）』（共著、裳華房）、『新基礎コース 微分積分』（共著、学術図書出版）などがある。

複素解析へのアプローチ [単行本] の商品スペック