原初的ファシズムの誕生―イタリア戦闘ファッシの結成 [単行本]

原初的ファシズムの誕生―イタリア戦闘ファッシの結成 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  ムッソリーニは真のファシストではなかった？！ではいったい、誰が本当のファシストだったのか…１９１９年３月２３日、ミラーノの小ホールで「イタリア戦闘ファッシ」が結成された。イタリア＝ファシズム運動の誕生である…。大胆緻密な史料解読によって「原初のファシズム」の思想と行動の実相に迫る。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　ムッソリーニと『イタリア人民』紙の「転向」
  第２章　アルディーティの戦後（アルディーティの歴史と行動
  アルディーティの像と心理
  アルディーティの処遇と評価
  アルディーティの組織化）
  第３章　未来派の政治的展開（未来派宣言から第一次世界大戦へ
  第一次世界大戦と未来派
  「未来主義党宣言」
  大戦後の未来派）
  第４章　原初的ファシズムの誕生（サンセポルクロ集会へ
  集会におけるムッソリーニとマリネッティ
  四・一五事件
  歴史的捏造としてのサンセポルクロ綱領）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  藤岡 寛己(フジオカ ヒロミ)
  １９５６年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学博士（一橋大学）。専攻はイタリア近現代史。現在、福岡国際大学教員

原初的ファシズムの誕生―イタリア戦闘ファッシの結成 の商品スペック