電磁場からどう身を守るか [単行本]

電磁場からどう身を守るか [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  電磁場（波）による健康障害に関しては、大きく分けて三つの領域で問題になってきた。ひとつは携帯電話などからの高周波が引き起こしている脳腫瘍などの健康障害、もうひとつは高圧送電線や家庭用電気製品などから漏れ出る低周波の電磁波を慢性的に被曝していると、がんや白血病などになるという問題、そしてコンピュータのＶＤＴから出ている、多様な周波数の電磁波が引き起こしている健康障害、特に異常妊娠・出産の多発である。今や欧米では、電磁場とがんなどの健康障害との関係を疑う人はほとんどいなくなっている。本書は、これらの問題をやさしく解説すると共に、どうやって電磁場から守を守るかを具体的に提案する。

• 目次

  第一章　身近な電磁場汚染
  第二章　電磁場とは何か
  第三章　論争と隠蔽
  第四章　研究が示すもの
  第五章　地域の電磁場
  第六章　家庭の電磁場
  第七章　職場の電磁場
  第八章　電磁場訴訟
  エピローグ
  
  資料　電磁場にかかわる主要な調査
  資料　家電製品の磁場測定値
  資料　職業上の電磁場曝露による危険性

• 内容紹介

  送電線、携帯電話、電子レンジ、テレビモニター、無線などがつくり出す電磁場の被曝によって、ガンなどを引き起こされることは欧米では常識となりつつある。本書は、ガンを発生させるメカニズムを解説するとともに、家庭、地域、職場で電磁場から身を守る方法を具体的に提案する。

• 著者について

  エレン・シュガーマン (エレン　シュガーマン)
  ジャーナリスト。徹底した調査を基に、医学の領域での隠された情報を発掘することを得意としている。
  
  天笠　啓祐 (アマガサ　ケイスケ)
  1970年早大理工学部卒。現在、ジャーナリスト、遺伝子組み換え食品いらない！キャンペーン代表、市民バイオテクノロジー情報室代表、日本消費者連盟顧問。主な著書『原発はなぜこわいか』（高文研）、『脳死は密室殺人である』（ネスコ）、『Q&A電磁波はなぜ恐いか』『遺伝子組み換え食品』『ＤＮＡ鑑定』『食品汚染読本』『Q&A 危険な食品・安全な食べ方』『世界食料戦争』『生物多様性と食・農』『東電の核惨事』『ゲノム操作・遺伝子組み換え食品入門』『新型コロナワクチン』（以上、緑風出版）、『この国のミライ図を描こう』（現代書館）、『くすりとつきあう常識・非常識』（日本評論社）、『いのちを考える40 話』（解放出版社）、『バイオ燃料』（コモンズ）、『遺伝子組み換えとクローン技術100の疑問』（東洋経済新報社）、『地球とからだに優しい生き方・暮らし方』（つげ書房新社）、『遺伝子組み換え作物はいらない！』（家の光協会）、『暴走するバイオテクノロジー』（金曜日）『子どもに食べさせたくない食品添加物』（芽ばえ社）ほか多数。
  
  浜谷　喜美子 (ハマタニ　キミコ)
  1943年石川県生まれ。神戸市立外国語大学卒。現在フリー翻訳。主な訳書にパーマー著『母乳の政治経済学』（技術と人間）、ネルソン・マンデラ著『闘いはわが人生』、エリック・ラーソン『アメリカ銃社会の恐怖』（三一書房）、ヴァンダナ・シヴァ著『緑の革命とその暴力』（日本経済評論社）他。
  
  住谷　由貴子 (スミタニ　ユキコ)
  1964年、京都府生まれ。学習院大学英米文学科卒業。
  
  粥川　準二 (カユカワ　ジュンジ)
  1969年愛知県生まれ。フリーライター。共著書に『遺伝子組み換え食品の争点』（緑風出版）、『別冊宝島　遺伝子・大疑問』（宝島社）、『石油文明の破綻と終焉』（現代書館）など。共訳書にエドワード・テナー著『逆襲するテクノロジー』（早川書房）など。

電磁場からどう身を守るか [単行本] の商品スペック