儒教の知恵―矛盾の中に生きる(中公新書) [新書]

儒教の知恵―矛盾の中に生きる(中公新書) [新書] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  儒教は、統治の基礎を個人の知的修養にもとづく秩序正しい家庭に置いていたため、近代に至るまで、為政者によって盛んに利用されてきた。それゆえ、個人を犠牲にし、家族よりも国家を優先させられた不幸な事例も多い。しかし、儒教は、同時に自然に根ざした人生の指針をわれわれに提示している。本書は、あまたある古典中の逸話を引きながら、矛盾に満ちた現実社会で生き抜く知恵を紹介するものである。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  序章　歴史から何を学ぶか
  第１章　社会と家族
  第２章　結婚と離婚
  第３章　原則と例外
  第４章　理性と感情
  第５章　生と死

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  串田 久治(クシダ ヒサハル)
  １９５０年（昭和２５年）、大阪市に生まれる。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中退。大阪大学助手、愛媛大学助教授、同教授を経て、現在、大阪府立大学総合科学部・同大学院人間文化研究科教授。専攻、中国哲学、中国古代社会思想史。博士（文学）

儒教の知恵―矛盾の中に生きる(中公新書) [新書] の商品スペック