すぎゆくアダモ [単行本]

すぎゆくアダモ [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  夏休み、少年アダモはカヤックに乗って「うなぎが山芋になる」方へ向かった。滝を昇り、洞窟を抜け、火口湖に辿り着いたアダモはやがてどこへかと過ぎて行った―。ベールに覆われたまま残された本作を作家・吉野せいと母・伊藤野枝、二人の女性との関わりを軸に解き明かす。新解釈を得て、読者は未開の新境地へと誘なわれる。アダモはアダモを過ぎて、どこへ向かうのか。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  『すぎゆくアダモ』について
  すぎゆくアダモ
  『すぎゆくアダモ』解釈

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  辻 まこと(ツジ マコト)
  １９１４年生まれ。本名辻一。詩人、画家。フリーのグラフィック・デザイナーとして文明批評的なイラストをはじめとする多くの作品を残し、山岳、スキーなどをテーマとした画文でも知られる。日本のダダイズムの中心的人物辻潤と婦人解放運動家伊藤野枝が両親。１９７５年没
  
  琴海 倫(コトミ リン)
  秋田県生まれ。法政大学社会学部卒。三重県鈴鹿市在住

すぎゆくアダモ [単行本] の商品スペック