チェーホフの戦争 [単行本]

チェーホフの戦争 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  もう戦争は始まっている！それはチェーホフを読めばわかる。土地、女性、自殺、戦争…没後百年を経て、ますます生々しさをますチェーホフの４大戯曲を、気鋭の劇作家／演出家が精緻に読みとき、現代の“戦争”にそなえるための構えを模索する傑作評論。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  不動産業者の普遍性―『桜の園』（泣く喜劇
  舞台空虚
  遠い音）
  女優の生き方―『かもめ』（「男」が作るコード
  法に抗う者
  悲惨、滑稽、解放）
  四十七歳の憂鬱―『ワーニャ叔父さん』（「世界」が老いている
  憂鬱の可能性
  「からだ」が出現するとき
  「まだ」と「もう」のあいだ）
  軍楽隊の音が聞こえる―『三人姉妹』（戦争の劇
  時間を表徴する女
  遠景としての火事）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  宮沢 章夫(ミヤザワ アキオ)
  １９５６年、静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家。「遊園地再生事業団」主宰。９２年『ヒネミ』で岸田國士戯曲賞受賞。２００５年より早稲田大学文学部で教鞭をとる

チェーホフの戦争 [単行本] の商品スペック