戦争と性　26号－特集：性暴力　何が問われているのか [単行本]

戦争と性　26号－特集：性暴力　何が問われているのか の 商品概要

• 目次

  ……以下特集原稿……
  ［インタビュー］米兵による性暴力を乗り越えて　吉武輝子
  ポルノグラフィと性暴力──ポルノ被害の可視化に向けて　中里見 博
  男たちが今、問われているもの──セクシャルハランスメントの加害者たち　金子雅臣
  子どもの性を育む社会へ──性教育のネグレクトを許さない　金子由美子
  人身売買と性暴力　高木澄子
  文化祭で生徒たちと学んだ「従軍慰安婦」問題　谷山 全
  ［対談］「買春・セックスワーク・性暴力」　青山 薫×谷口和憲　（司会）辻 智子
  ［グラビア］性暴力サバイバーの素顔　大藪順子
  
  ……以下単発・連載原稿……
  ［緊急インタビュー］米「慰安婦」決議があぶり出す安倍首相の歴史改竄主義　西野瑠美子
  ［イラスト＆エッセイ］えかきの国際交流──韓国・朝鮮編　清重伸之
  日の出処分場問題──その後　雨宮敬子
  アラート・ベイへの旅──カナダ先住民のポットラッチに参加して（下）朴 和美
  歴史と日常と、そして反戦と（2）　加藤克子
  ［連載］浦野衣子との訣別──白井愛の制作過程秘話・その二　彦坂 諦
  ［連載］お前は何者なのか？　崔 博憲
  ［連載］ドイツ便り（4）　加害の歴史を若い世代に伝えようと努力するドイツ　ノリス恵美
  ［連載］泣いて笑って七転び八起き（最終回）「オレといっしょに長生きするべっちゃ！」　朱 秀子
  「君が代」不起立──停職「出勤」日記（二〇〇七年）根津公子
  ［コラム］父の戦争と私の平和　安積遊歩
  ［書評・私の本棚から］『ＩＬＯとジェンダー』『ポルノグラフィと性暴力』『山羊の肺』　（評）谷口和憲
  ［表紙］ 韓国・ナヌムの家 イ・オクソンさん　撮影　矢嶋 宰

• 内容紹介

  性暴力は被害者の傷の大きさ、深刻さを考えると重い問題である。しかし、この問題について考えることは、誰もが性的自由を侵されず、生き生きと暮らす社会をつくりあげるための、希望に向けた取り組みであることを忘れたくない。セクシュアル・ハランスメント、ストーカー、子ども買春・ポルノ、ＤＶなどに対する様々な規制法ができたにもかかわらず、一向に減らない性暴力の現状に、何が問われているのかを探る。

戦争と性　26号－特集：性暴力　何が問われているのか の商品スペック