氷葬〈3〉(大活字文庫) [文庫]

氷葬〈3〉(大活字文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  夫の知己を名のる男に凌辱され、ついには激情にかられて男を殺してしまった下級藩士の妻・芙佐。死体を沈めた沼は一面氷におおわれたが、悪夢はまだ始まったばかりだった…。時代の大きなうねりに呑みこまれたひとりの女性が、自らにめざめ力強く闘う姿を、緊迫した筆致と息をのむ展開で描いた秀篇。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  諸田 玲子(モロタ レイコ)
  １９５４年、静岡県生れ。上智大学文学部英文学科卒業。外資系企業勤務をへて、翻訳、作家活動に入る。１９９６年「眩惑」でデビュー。２００１年「あくじゃれ瓢六」が第１２６回直木賞候補作になる。２００３年「其の一日」で第２４回吉川英治文学新人賞を受賞

氷葬〈3〉(大活字文庫) [文庫] の商品スペック