勝手に撮るな!肖像権がある!増補版 [単行本]

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勝手に撮るな!肖像権がある!増補版 [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2006/04/10
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勝手に撮るな!肖像権がある!増補版 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    街頭の「防犯」ビデオ、事件の容疑者や被害者の顔写真、高速道路での記録撮影―。監視カメラに包囲され、カメラつき携帯電話でいつでも・誰にでも撮影が可能な現代社会でプライバシーとともに侵されやすい肖像権の確立を、民事・刑事の膨大な裁判記録を整理して提起する。
  • 目次

    増補版の序文

    はじめに──撮影・公表についての各国ルールの概観
     1 早々と判例を作った国=フランス
     2 肖像の保護には消極的な国=イギリス
     3 プライバシー権で処理する国=アメリカ
     4 法律を作って対処した国=ドイツ
     5 日本は一世紀遅れでフランスを後追い

    第1部 刑事法廷で生まれたルール

    第1章 警察官による撮影から始まった
     1 撮影を違法とした最初の判決
     2 練り上げられていった写真への視点
     3 最高裁が「みだりに撮影されない自由」を承認

    第2章 無断で撮影できる場合がある
     1 警察官が無断撮影できる条件を模索
     2 警察官による無断撮影の条件が確定
     3 一般私人への拡張も十年で完了

    第3章 撮影の目的と撮影の必要性・緊急性
     1 労務対策のための撮影
     2 訴訟準備のための撮影
     3 特殊な目的での撮影
     4 アマチュア写真家の事件現場の撮影
     5 報道目的での撮影

    第4章 相当の方法での撮影が要求される
     1 法令に違反しての撮影
     2 拒否を無視しての強引な撮影
     3 至近距離からの撮影、フラッシュ撮影
     4 身をひそめての撮影

    第5章 撮影行為が刑事事件になるとき
     1 警察・検察による証拠写真の押収
     2 肖像の公表が名誉毀損罪になる場合
     3 自救行為はどこまで認められるか
     4 刑事事件判決が新聞界に大きく影響
     5 刑事事件が写真週刊誌全体に影響
     6 関係各界は判決にきわめて敏感
     7 刑事裁判では明らかにされなかった点
     8 刑事法廷で生まれたルールの概要

    第2部 民事法廷で生まれたルール

    第1章 肖像は無断撮影・公表から守られる
     1 撮影・公表とも承諾を得るのが原則
     2 確認された「承諾が必要」の原則
     3 私有地での撮影も承諾が必要
     4 私有財産の無断撮影・公表も権利侵害
     5 写真が名誉を傷つけるとされていた
     6 撮影がプライバシーを侵害することがあった
     7 写し取る手段は写真だけではない
     8 保護されるのは肖像だけではない
     9 肖像の営業的利用には承諾が不可欠

    第2章 撮影・公表の承諾に必要とされる条件
     1 撮影・公表への承諾のあり方が明らかに
     2 撮影・公表への承諾は被撮影者を拘束する
     3 明らかな拒絶がなければ承諾とみなされる
     4 撮影への承諾が公表も承諾したとはかぎらない
     5 契約内容を超えれば承諾のない公表
     6 撮影時の承諾は第三者にも有効
     7 ヌード・水着写真の公表は改めて承諾が必要

    第3章 無断で撮影・公表できる場合がある
     1 民事の肖像権侵害事件に初の最高裁判決
     2 模索の続いた無断撮影の判断基準
     3 下級審の基準の中心は刑法二三〇条の二
     4 刑法基準だけでは足りなかった
     5 公益目的での肖像の無断利用は可能だった
     6 公共性・公益目的を欠けば承諾は不可欠だった
     7 明らかになった最高裁の肖像権像

    第4章 受忍限度内の方法での撮影・公表が必要
     1 受忍限度内と思われる撮影・公表方法
     2 受忍限度を超すと思われる撮影・公表方法

    第5章 写真の撮影・公表と民事事件
     1 民事でも目立つ警察関連の事件
     2 敗訴はしたが警察の提供写真を改変
     3 公共性の認められる人物の肖像
     4 法廷の撮影要求が訴訟対象に
     5 判決への出版業界の反応は例外的
     6 テレビも無風地帯ではなくなった
     7 著名人の肖像をめぐるトラブルが続発
     8 民事法廷で生まれたルールのあらまし

    第3部 法廷の外で生まれたルール

     1 「お貸し下げ写真」から代表取材へ
     2 公人のプライバシーにかかわる写真
     3 犯罪少年の写真は掲載しないルール
     4 残虐写真は掲載しないルール
     5 解禁になったヘアヌード写真
     6 人命が危機にある場面の撮影
     7 犯罪・事故などの被害者の写真
     8 刑事法廷の代表撮影
     9 人物写真をめぐるそのほかのルール

    あとがき

    写真・肖像権関係判決一覧
  • 内容紹介

    街頭の「防犯」ビデオ、事件の容疑者や被害者の顔写真、高速道路での記録撮影──監視カメラに包囲された現代社会でいつでも・誰でも侵される肖像権を膨大な裁判記録で整理し、撮影も公表も本人の承諾が必要だと訴える。初版後の判例も収めた増補・決定版。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    村上 孝止(ムラカミ タカシ)
    1933年、愛媛県生まれ。早稲田大学文学部卒業。主な職歴は、日本新聞協会審査室長、マスコミ倫理懇談会事務局長
  • 著者について

    村上 孝止 (ムラカミ タカシ)
    1933年、愛媛県生まれ。早稲田大学文学部卒業。主な職歴は、日本新聞協会審査室長、マスコミ倫理懇談会事務局長。著書に『人格権侵害と言論・表現の自由』(青弓社)、『プライバシーVSマスメディア』(学陽書房)、『プライバシーと出版・報道の自由』(共著、青弓社)、『現場からみた新聞学』(編著、学文社)ほか。

勝手に撮るな!肖像権がある!増補版 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:村上 孝止(著)
発行年月日:2006/04/10
ISBN-10:478723255X
ISBN-13:9784787232557
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:326ページ
縦:20cm
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