ザナドゥーへの道 [単行本]

ザナドゥーへの道 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  「地上の楽園」ザナドゥーとは、元来はフビライ・ハーンの元帝国の夏の都のこと。西洋人のオリエンタリズム幻想とシナ趣味が濃密に凝縮されたザナドゥーへの憧憬は、領土的野心をも秘め、宣教師そして探検家などの壮絶な冒険と夢幻のロマンの数々を生み出す―。中国古典の第一人者が該博の知識と豊かな想像力で紡ぐ目眩く東方綺譚１２篇。

• 内容(「BOOK」データベースより）

  亡国の大使―ミカエル・ボイム
  碑文のなかの旅人―景教僧アロペン
  敦煌蔵経洞―ポール・ペリオ
  南海の兄弟島―ギュスターヴ・ヴィオー
  探索島の樹―ピーター・ディロン船長
  異教徒たちの帝国―ギョーム・ド・ルブルク
  月の上からペキンを見れば―ミラ・チョ・チョ・ラスモ
  肘掛け椅子の風景画家―トマス・アローム
  ザイトン双子塔―ポルデノーネのオドリコ
  二都物語―プレスター・ジョン
  エトナ溶岩流―石工のジューリオ
  シカゴ自然史博物館―ベルトルト・ラウファー

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中野 美代子(ナカノ ミヨコ)
  北海道生まれ。北海道大学中国文学科卒業。１９９６年退官まで北海道大学教授を務める。『西遊記』の研究・翻訳のほかに博物誌的エッセイや小説も多数

ザナドゥーへの道 [単行本] の商品スペック