音で観る歌舞伎―舞台裏からのぞいた伝統芸能(シリーズアーツマネジメント) [単行本]
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音で観る歌舞伎―舞台裏からのぞいた伝統芸能(シリーズアーツマネジメント) [単行本]

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出版社:新評論
販売開始日: 2009/11/06
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音で観る歌舞伎―舞台裏からのぞいた伝統芸能(シリーズアーツマネジメント) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    裏方の悪戦苦闘を知ると、歌舞伎はもっと面白くなる。「座元と役者と観客が喜ぶ作品」(河竹黙阿弥)はこうして生まれている。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序幕 伝統芸能の全貌
    2幕目 大和民族の音の感性
    3幕目 能楽の基礎知識
    4幕目 文楽の基礎知識
    5幕目 歌舞伎のいろは
    6幕目 音楽で魅了する歌舞伎の技
    7幕目 裏方も演技する歌舞伎
    大詰 裏方稼業
  • 出版社からのコメント

    音の世界を知れば、歌舞伎がもっと面白くなる!
  • 内容紹介

    「音」を意識すると、歌舞伎がもっと面白くなる!

     日本の三大伝統演劇といわれている能楽・人形浄瑠璃文楽・歌舞伎は、数百年も民衆を喜ばせてきた大いなる娯楽である。それらは世界無形文化遺産にもなっていて、日本国民の大切な財産といってよい。本書はその魅力の真髄をバックステージからお伝えするものであり、それも「歌舞伎の音」をテーマに綴っている。
     歌舞伎の劇作者である河竹黙阿弥は弟子たちに、「座元(劇場経営者)と役者と観客が喜ぶ作品を書きなさい」と説いたという。この教えは、歌舞伎を支える裏方全体に共通するものであって、大道具、照明、音響などのスタッフたちも、役者を引き立たせ、座元と観客が喜ぶ作品づくりに精を出している。その裏方たちには苦労も多いのだが、一方では幾多の喜びもある。そのように喜びと涙と汗で創造され、進化を続けている歌舞伎の伝統技法は、内外の様々なジャンルへも影響を与えている。
     歌舞伎は「能楽」を親とし、「文楽」を兄として育ったようなものなので、本書ではその家系と家柄を紹介する意味で、能楽と文楽についても触れた。能楽に用いられている楽器は三種類の太鼓と笛、文楽の主要楽器は三味線である。歌舞伎は双方の楽器を基に、様々な楽器を取り込んで歌舞伎音楽を成熟させてきた。心の奥に響く三味線の音、劇場空間を清める拍子木の音、波・風・雨などを表現する大太鼓は、日本人の音に対する感性と美意識によって創造された世界に類を見ない「音」と言えよう。それに七五調の心地よいセリフなどが加わった舞台を目にしたとき、感動が生まれる。歌舞伎を観るとき、音を意識するともっと面白くなるしワクワクしてくる。それらの音が舞台裏でどのようにつくられているのかを紹介した本書によって、舞台芸術の創造に携わる人々だけでなく、観客の皆さんにも歌舞伎の音の世界を堪能していただきたい。(著者:八板賢二郎)
    好評既刊書
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    八坂 賢二郎(ヤサカ ケンジロウ)
    1944年栃木県生まれ。1966年から国立劇場(現日本芸術文化振興会)で、能・歌舞伎・文楽・舞踊・寄席芸能など伝統芸能全般の音響を担当。その傍ら、1991年のロンドンにおける歌舞伎版ハムレット『葉武列士倭錦絵』や1994年のウィーン・ワルシャワ・プラハ・ロンドンにおける能・文楽・歌舞伎のコラボレーション版『俊寛』など、能・文楽・歌舞伎・琉球芸能などの海外公演(15か国・22都市)にも参加
  • 著者について

    八板 賢二郎 (ヤイタ ケンジロウ)
    八板賢二郎(やいた・けんじろう)
    1944年栃木県生まれ。
    1966年から国立劇場(現日本芸術文化振興会)で、能・歌舞伎・文楽・舞踊・寄席芸能など伝統芸能全般の音響を担当。
    1977年日本音響家協会設立に参画。
    2007年日本音響技術者連盟設立に参画。
    現在、日本音響家協会会長、日本劇場技術者連盟副理事長、国際演劇協会会員。
    著書に『プロ音響データブック』(リットーミュージック)、『劇場音響技術者教書』(兼六館出版)がある。

音で観る歌舞伎―舞台裏からのぞいた伝統芸能(シリーズアーツマネジメント) の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:八坂 賢二郎(著)
発行年月日:2009/11/10
ISBN-10:4794808194
ISBN-13:9784794808196
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:263ページ
縦:19cm
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