大庭みな子全集〈第12巻〉生きもののはなし・虹の橋づめ・魔法の玉・海にゆらぐ糸 [単行本]

大庭みな子全集〈第12巻〉生きもののはなし・虹の橋づめ・魔法の玉・海にゆらぐ糸 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  アラスカで知り合った人々との三十年に及ぶ縁の糸を手繰り、魔法の玉に閉じ込めた記憶を磨き直す大庭文学の手法。８０年代末の刊行になる四冊収録。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  生きもののはなし（鹿の年始；共鳴する弦　ほか）
  虹の橋づめ（金の壺；波　ほか）
  魔法の玉（私の遙かなるアラスカ；甦るもの、薄れゆくもの　ほか）
  海にゆらぐ糸（鮭苺の入江；ろうそく魚　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  大庭 みな子(オオバ ミナコ)
  １９３０年１１月東京生まれ。津田塾大学英文学科卒業。夫の赴任先、アラスカで本格的に執筆を始め、１９６８年「三匹の蟹」で群像新人文学賞・芥川賞受賞。著書に『がらくた博物館』（女流文学賞）『寂兮寥兮』（谷崎潤一郎賞）『啼く鳥の』（野間文芸賞）「海にゆらぐ糸」（川端康成賞）『津田梅子』（読売文学賞）「赤い満月」（川端康成賞・二度目）『浦安うた日記』（紫式部文学賞）など。日本芸術院会員。１９９６年、脳梗塞により、左半身不随で車いす生活になるも、夫の協力を得て、その後も著述を行った

大庭みな子全集〈第12巻〉生きもののはなし・虹の橋づめ・魔法の玉・海にゆらぐ糸 の商品スペック