越境するポピュラーカルチャー―リコウランからタッキーまで(青弓社ライブラリー) [全集叢書]

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越境するポピュラーカルチャー―リコウランからタッキーまで(青弓社ライブラリー) [全集叢書]

谷川 建司(編著)王 向華(編著)呉 咏梅(編著)
価格:¥1,760(税込)
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出版社:青弓社
販売開始日: 2009/07/06
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越境するポピュラーカルチャー―リコウランからタッキーまで(青弓社ライブラリー) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    東アジアという空間的な枠組みを設定したとき、ポピュラーカルチャーはジオグラフィックなそれぞれの共同体のなかでどのように受容されて変質し、記号化され共有されているのだろうか―。音楽・マンガ・テレビドラマなどのコンテンツに象徴される文化やそれを通して共有できる価値観が国家の枠組みを通り抜けてさまざまな形で「流用」され楽しまれている各国の実態を描き出す。韓国・台湾・中国では日本のポピュラーカルチャーをどう受け止めて刷新してきたのか、を丁寧に分析した論考集。
  • 目次

    はじめに 谷川建司

    第1章 李香蘭神話の再生産と持続性 谷川建司
     1 ディートリッヒ、リーフェンシュタール、そして李香蘭
     2 トップ・ランナーとしての山口淑子
     3 二人の李香蘭――リコウランとリィシャンラン
     4 山口淑子による李香蘭の“プロパガンダ性”の否定
     5 李香蘭を知らない世代は『支那の夜』をどう観たか
     6 三人目の李香蘭としてのリホンランと再生産される神話

    第2章 失われた声を探って――軍事政権期における韓国の純情漫画作家たちの抵抗と権利付与 秋菊姫
     1 軍事政権の下で失われた女性たちの声
     2 戦後期の韓国の純情漫画文化
     3 マンファバン(漫画房)
     4 日本の少女マンガの模倣
     5 同人誌文化
     6 「日本」の再生産と内面化

    第3章 日劇のように優雅に、韓劇のように温かく――中国における日本と韓国テレビドラマの受容 呉咏梅
     1 中国における日劇ブーム
     2 日劇の流通
     3 若者ドラマの欠如
     4 新中間階層の誕生
     5 日劇とプチブルの暮らし方
     6 中国製日劇クローンの誕生
     7 中国における韓流ブーム
     8 なぜ韓劇が中国で人気?
     9 冷めていく韓流ブーム
     10 日劇の人気復帰

    第4章 滝沢秀明の香港人ファンに関する人類学的研究 王向華/王志恒/邱●欣[● 广慧/谷川建司訳]
     1 研究方法
     2 ファンたちのスターの追っかけ活動
     3 ケース分析
     4 検討

    第5章 韓国大衆音楽に及んだ日本の影響――一九四五年以前と以後の差 李埈熙[秋菊姫訳]
     1 近代化と日本化
     2 一九四五年以前――全面的な影響と選択的な収容
     3 一九四五年以後――非公式な影響と慣習的な受容
     4 見えない手

    第6章 台湾におけるカバー曲の変容 屋葺素子
     1 カバー曲とは
     2 カバー曲の歴史

    第7章 日本のドラマと香港の社会 王志恒[トウイジ訳]
     1 日本のテレビドラマが香港で受け入れられた経緯
     2 日本製ドラマはなぜ香港で盛衰したのか
  • 内容紹介

    日本のポピュラーカルチャーは、韓国や台湾、中国などの東アジアで広く受容されている。李香蘭、ジャニーズの滝沢秀明のファン、韓国でのマンガ熱、台湾でのJポップの広まり、中国で人気の日本製テレビドラマなど、文化が流用され楽しまれている実態を描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    谷川 建司(タニカワ タケシ)
    早稲田大学大学院教授。専攻は映画史、大衆文化研究

    王 向華(オウ コウカ)
    香港大学文学院学院長。専攻は日本企業と日本流行文化のグローバリゼーション

    呉 咏梅(ゴ エイバイ)
    北京外国語大学北京日本学研究センター助教授。専攻は日本学研究、文化人類学
  • 著者について

    谷川 建司 (タニカワ タケシ)
    早稲田大学大学院教授。専攻は映画史、大衆文化研究。著書に『アメリカ映画と占領政策』(京都大学学術出版会)、『『イージー・ライダー』伝説』(筑摩書房)、『レオナルド・ディカプリオへの旅』(マガジンハウス)、共編著に『占領期雑誌資料大系(大衆文化編)』全5巻(岩波書店)など。

    王向華 (オウコウカ)
    香港大学文学院学院長。専攻は日本企業と日本流行文化のグローバリゼーション。著書に『友情と私利』(風響社)、Japanese Bosses, Chinese Workers(Curzon Press)、共著に『同じ釜の飯』(平凡社)、 Dismantling The East-West Dichotomy(Routledge)など。

    呉咏梅 (ゴエイバイ)
    北京外国語大学北京日本学研究センター助教授。専攻は日本学研究、文化人類学。著書にThe Care of the Elderly in Japan (RoutledgeCurzon Press) 、訳書に『近代家庭的形成和終止』(上野千鶴子原著『近代家族の成立と終焉』、商務印書舘)など。

越境するポピュラーカルチャー―リコウランからタッキーまで(青弓社ライブラリー) の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:谷川 建司(編著)/王 向華(編著)/呉 咏梅(編著)
発行年月日:2009/07/06
ISBN-10:4787232991
ISBN-13:9784787232991
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
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