宮沢賢治の法華文学―彷徨する魂 [単行本]

宮沢賢治の法華文学―彷徨する魂 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  宮沢賢治は、宮沢家の信仰である浄土真宗ではない日蓮宗・法華経を信奉し、一家をはじめ友人・知人の改宗を願い最期まで孤独な闘いを続けた。何故賢治は、自分自身結核であることを知りながら敢えて菜食・粗食を貫き、貴い命を自ら棄てようとしてまで父政次郎から逃れようとしていたのだろうか。一体何が彼をしてそこまでせしめたのか。賢治の作品総ての基底に流れている修羅（魂の彷徨）は何処から来たのか、法華文学創作を始めたきっかけは何であったか、賢治における法華文学とは何を意味するのか等について解明した第一章ほかの賢治論。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　法華文学への道
  第２章　修羅の泪
  第３章　心象の気圏の底
  第４章　生と死の狭間
  第５章　農村への道
  第６章　非暴力への道
  第７章　永久の未完成これ完成である
  第８章　銀河宇宙への旅立ち
  第９章　附論

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  呉 善華(オ ソンファ)
  １９５９年韓国ソウル生まれ。１９８２年２月ソウル国際大学日語日文学科卒業。１９８４年２月建国大学校大学院日語日文学科修了。１９８４年３月～１９８８年２月国際大学非常勤講師。１９８７年３月～１９８８年２月建国大学校師範大学非常勤講師。１９９３年３月東海大学大学院博士課程後期文学研究科日本文学専攻満期退学。１９９８年３月文学博士（東海大学）。１９９８年９月～東海大学外国語教育センター非常勤講師

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