試みの岸(講談社文芸文庫) [文庫]
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試みの岸(講談社文芸文庫) [文庫]

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出版社:講談社
販売開始日: 2008/03/12
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試みの岸(講談社文芸文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    馬喰・十吉は、海への憧れを一艘の貨物船に託した。一族の悲劇はそこに始まる。甥の余一は、崖から落ちる十吉の愛馬アオに変身し、港町で従姉・佐枝子が自死したという噂を耳にした。駿河湾西岸地方を舞台に、運命に試される純粋な人間の行為を「光と影」の綾なす世界に、鮮やかに刻印する三部作。力強いデッサンによって、海・波・光など自然の原型を焙りだし、重苦しい生の課題を問う小川文学の達成。
  • 目次

    試みの岸
    黒馬に新しい日を
    静南村
    【参考資料】
    著者から読者へ
  • 内容(「BOOK」データベースより)

    試みの岸;黒馬に新しい日を;静南村
  • 出版社からのコメント

    生の深淵に潜む悲劇的な人間像を描いた名作。一艘の舟を買ったが為に悲惨な運命を辿る馬喰。男を追う女、そして馬になった少年。
  • 内容紹介

    馬喰・十吉は、海への憧れを一艘の貨物船に託した。一族の悲劇はそこに始まる。甥の余一は、崖から落ちる十吉の愛馬アオに変身し、港町で従姉・佐枝子が自死したという噂を耳にした。駿河湾西岸地方を舞台に、運命に試される純粋な人間の行為を「光と影」の綾なす世界に、鮮やかに刻印する3部作。


    強烈な光が自然の原型と人間の行為を焙りだす。

    馬喰・十吉は、海への憧れを一艘の貨物船に託した。一族の悲劇はそこに始まる。甥の余一は、崖から落ちる十吉の愛馬アオに変身し、港町で従姉・佐枝子が自死したという噂を耳にした。駿河湾西岸地方を舞台に、運命に試される純粋な人間の行為を「光と影」の綾なす世界に、鮮やかに刻印する3部作。力強いデッサンによって、海・波・光など自然の原型を焙りだし、重苦しい生の課題を問う小川文学の達成。

    長谷川郁夫
    そして、思い出す。22歳の私を出版の道へと駆り立ててくれたものが、復刊「アポロンの島」(昭和42年)の透明な光と、44年4月号の「黒馬に新しい日を」(「文學界」)にはじまる「試みの岸」3部作、そして「展望」44年11月号に載った「或る聖書」の3作であったことを。日本の小説言語によって、メタフィジカルな光景が鮮烈な視覚的イメージを伴って描き出されたことに感動した。文学の可能性が無限であることを確信したのだった。――<「解説」より>

    ※本書は、小沢書店刊『小川国夫全集』第3巻(1992年1月)を底本としました。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小川 国夫(オガワ クニオ)
    1927・12・21~。小説家。静岡県生まれ。東京大学国文科中退。幼少年期は病弱で、文学に親しんだ。戦後、旧制静岡高校時代にカトリックに入信。1953年大学在学中にフランスに私費留学。単車で地中海沿岸の各地を放浪。56年帰国。57年『アポロンの島』を自費出版し、島尾敏雄に激賞された。『試みの岸』『或る聖書』『彼の故郷』など、簡勁な文体で、魂の原型を描き出し、「内向の世代」を代表する作家とみなされる。86年『逸民』で川端康成文学賞、94年『悲しみの港』で伊藤整文学賞、99年『ハシッシ・ギャング』で読売文学賞受賞。日本芸術院会員

試みの岸(講談社文芸文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:小川 国夫(著)
発行年月日:2008/03/10
ISBN-10:4062900068
ISBN-13:9784062900065
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:381ページ
縦:16cm
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