人間蓮如 増補新版 (洋泉社MC新書) [新書]

人間蓮如 増補新版 (洋泉社MC新書) [新書] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  本願寺中興の祖といわれる蓮如（１４１５～１４９９）は、応仁の乱という激動の時代に彼独自の布教と戦略をあみ出し、念仏の運動を全国の民衆の間に拡めた。その結果、門徒たちは政治権力との血で血を洗う戦いを繰り広げ、信仰の元に人を殺す状況に追い込まれていく。この時、蓮如は、「宗教戦争」を回避することで、本願寺教団の基礎を固めることに成功するが、その陰には、信徒たちが犯した「悪」をどう救済すべきかに苦悩する蓮如の壮絶な姿があった。日本宗教史に燦然と輝く宗教指導者の生涯を描く名著の復刊。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　人と思想
  第２章　蓮如の戦略
  第３章　蓮如の救済論
  第４章　晩年と臨終
  蓮如以後―一揆について
  蓮如再考
  付録　蓮如の遺言状

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  山折 哲雄(ヤマオリ テツオ)
  １９３１年サンフランシスコ生まれ。宗教史・思想史専攻。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。駒澤大学助教授、東北大学助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授、白鳳女子短期大学学長、京都造形芸術大学大学院長、国際日本文化研究センター所長を歴任

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