日本、キリスト教との邂逅-二つの時代にみる受容と葛藤 [単行本]
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日本、キリスト教との邂逅-二つの時代にみる受容と葛藤 [単行本]

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出版社:カトリック淳心会 オリエンス宗教研究所
販売開始日: 2004/03/01
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日本、キリスト教との邂逅-二つの時代にみる受容と葛藤 の 商品概要

  • 目次

    目次
    1部 キリシタン時代

    プロローグ

    1章 ヴァリニァーノの時代
    1 布教方針の明暗
    ヴァリニァーノの布教政策/ヴァリニャーノの布教についての成果/イエズス会の長崎領有/織田信長の統一事業/信長と本願寺派(一向宗)/秀吉禁因の最有力説/布教の限界
    2 宣教師たちの逡巡
    一五九〇年代の日本キリスト教界/一五九二年の長崎協議会/九〇年代の宣教師たちの難問/「コンヒサン」を留保する「コンチリサン」/印刷本『こんちりさんのりやく』の意義

    2章 天正遣欧使節団
    1 立案、そして実現へ
    イタリア人、アレッサンドロ・ヴァリニァーノ/旅の行程
    2 ヨーロッパ人、日本人へのそれぞれの効果
    財源確保とスポンサー探し/有力諸侯の名代とは/教皇との謁見記録/使節を迎えた諸侯/日本人向け効果/活版印刷機と「キリシタン版」/むすび

    3章 諸修道会の来日と宣教
    1 イエズス会独占布教からスペイン系修道会の来日へ
    大航海時代と日本/国際情勢の転換/伴天連追放令の発令/フランシスコ会士の来日と波紋/徳川政権初期の諸修道会の動向
    2 キリシタン禁制の開始
    岡本大八事件から「大追放」へ/「大追放」後のキリシタン教界/慶長遣欧使節/イエズス会の活動の終焉

    4章 キリシタン教会と音楽、演劇、絵画
    1 西欧文化との出会い
    フロイスによる日欧文化比較/キリシタン教会と日本人
    2 音 楽
    日本での教会音楽教育の始まり/教会音楽の発展と楽器製作/楽譜の印刷/歌オラショ
    3 演劇
    日本文化を取り入れるくふう/ミステリヨ劇
    4 絵 画
    セミナリヨでの技術指導/画学舎での製作/画像の日本化
    5おわりに

    ●人物素描
       1 アンジロー――同宿の先駆け
       2 フェルナンデス――来日した最初のイルマン
       3 アルメイダ――福祉医療への献身
       4 高山右近――「信行一如」を貫いた生涯
       5 ガラシヤ細川玉子――散りぬべき時知りて
       6 大田ジュリア――連行、流転、迫害のなかで
       7 ペトロ岐部カスイ――転び申さず候


    2部 再布教時代

    プロローグ

    5章 パリ外国宣教会の日本再布教計画
    1 東洋への道
    前史/宣教会の誕生/アユタヤから/一八世紀の危機/週一スーの献金/「出発したまえ、福音の先駆けとなる者よ」
    2 日本再布教への試み
    日本再上陸計画/琉球/フランスの祈り/琉球から日本へ/プロテスタントとの交流/おわりに

    6章 キリスト教と明治維新
    1 幕末の状況
    パリ外国宣教会の来日/キリシタンの復活/浦上四番崩れ
    2 維新政府のキリシタン政策
    浦上キリシタン処分/外交団からの抗議/五島のキリシタン弾圧/岩倉使節団への影響と高札の撤去

    7章 幕末維新期の浦上キリシタン教書――プティジャン版について
    1 慶応三年の教書
    「慶応三年の教会暦」/「慶応四年の教会暦」(その1)
    2 明治元年のキリシタン教書
    『聖教初学要理』/「慶応四年の教会暦」(その2)/『聖教初学要理』/『聖教日課』

    8章 岩倉使節団とキリスト教
    1 近代日本の課題――平和と共生へのあり方を求めて
    開国の矛盾/第一の開国/第二の開国/東西文明の対決/平和と共生への模索
    2 ナショナル・アイデンティティの再確認
    岩倉氏切断の派遣/岩倉使節団が携帯した「耶蘇書類」/大久保・伊藤の一時帰国と留守政府/自由への懐疑/高札撤廃/岩倉使節団と文明開化/宗教と教育の衝突

    ●人物素描
       8 岩永マキ――神と隣人への「ご大切」
       9 ド・ロ――貧しき者たちとともに
       10 ドミンゴ森松次郎――同胞を導き励ました五島の伝道士
       11 阿部真造――復活教会への貢献と思想遍歴
       12 山上卓樹――被差別部落の救いと解放を求めて
       13 山口鹿三――近代日本を駆け抜けた文書伝道士

    索 引
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    キリシタン・再布教の各時代の出来事と人物を取り上げ、日本とキリスト教の関係を考察。
  • 内容紹介

    ザビエル渡来から「禁教・鎖国」にいたる「キリシタンの時代」と、19世紀半ば日本の開国でキリスト教宣教師の入国が可能となり、現在の日本カトリック教会にいたる再布教時代。この二つの時代に光をあて、ヨーロッパ社会で培われてきたキリスト教が、日本にどのように伝えられ、移植されていったかを探ります。また、歴史叙述と人物評伝を交え、人々がどのように受容していったかをたどっていきます。
  • 著者について

    太田 淑子 (オオタ ヨシコ)
    【編者】
    太田 淑子(キリスト教史学会理事)〔最新刊刊行当時〕
    【執筆者(執筆順)】
    高木一雄、川村信三、村井早苗、小島幸枝、岸野 久、太田淑子、清水紘一、清水有子、五野井隆史、中島昭子、小川早百合、山崎渾子、片岡瑠美子、田代菊雄、太田 勝、牧野多完子

日本、キリスト教との邂逅-二つの時代にみる受容と葛藤 の商品スペック

商品仕様
出版社名:カトリック淳心会 オリエンス宗教研究所
著者名:太田 淑子(編)
発行年月日:2004/03
ISBN-10:4872320409
ISBN-13:9784872320404
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:308ページ
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