アフリカン・ディアスポラのニューヨーク―多様性が生み出す人種連帯のかたち [単行本]

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アフリカン・ディアスポラのニューヨーク―多様性が生み出す人種連帯のかたち [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2012/03/10
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アフリカン・ディアスポラのニューヨーク―多様性が生み出す人種連帯のかたち の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    アフリカン・ディアスポラが体現する多様性が切り結ぶ人種連帯からニューヨーク都市史を捉えなおそうという試み。
  • 目次

    目 次


    はしがき………………………………………………………………………………………………………

    第一章 差異が切り結ぶ「黒いわたしたち」--アフリカン・ディアスポラの理論的射程……
     はじめに
     一 一九六五年移民法と顕在化する「黒い移民」
     二 西インド諸島系移民に関する研究の成果と問題性
     三 アフリカン・ディアスポラとしての黒人--「差異を織り込んだ連帯」へ
     むすびにかえて--ディアスポリックな想像力と歴史研究

    第二章 「二重の不可視性」を生きる西インド諸島系移民--人種の政治とアムネスティ法案……
     はじめに
     一 不可視な「新しい移民」
     二 ニューヨークをめざす西インド諸島系移民
     三 西インド諸島系非合法移民擁護の政治学(1)--〈黒人〉の糾合
     四 西インド諸島系非合法移民擁護の政治学(2)--顕在化する利害のズレ
     むすびにかえて--二分法的理解の彼方へ

    第三章 「ハワード・ビーチよ、聞いてるか? ここはヨハネスブルグじゃないんだ!」
         --暴力、人種主義、多様な「わたしたち」…………………………………………
     はじめに
     一 ハワード・ビーチ事件の経過
     二 ハワード・ビーチ事件にみる黒人にとっての人種主義的な日常
     三 多様性がもたらす開かれた人種連帯
     むすびにかえて--人種的平等への険しい道のり
     [資料──ハワード・ビーチに関する情報文書]

    第四章 デイヴィッド・ディンキンズとクラウン・ハイツ暴動
         --都市政治史と人種・エスニック関係史の交差…………………………………
     はじめに
     一 ニューヨーク市初の黒人市長の誕生
     二 クラウン・ハイツという火薬庫
     三 政治争点化されるクラウン・ハイツ暴動
     むすびにかえて--ディンキンズへの評価と暴動の教訓
     [補論──クラウン・ハイツ暴動に関わる裁判のその後]

    第五章 警察の残虐行為が構築する人種連帯のかたち--三つの事件と重なり合う「集合的記憶」
     はじめに
     一 人種主義的暴力に直面するハイチ系移民--アブナー・ルイマ事件
     二 連鎖する怒りと不安--アマドゥ・ディアロ射殺事件の「介入」
     三 ヘイシャン・ディアスポラからアフリカン・ディアスポラへ
        --パトリック・ドリスモンド射殺事件
     むすびにかえて--多層な準拠枠としてのアフリカン・ディアスポラ 1

    結語…………………………………………………………………………………………………………

    註………………………………………………………………………………………………………………

    索引……………………………………………………………………………………………………………

  • 出版社からのコメント

    圧倒的に絶望的な状況でも希望を失わず「変革」を求めて闘うことをやめなかった人々の物語。否定し得ないより深いその本質を問う。
  • 内容紹介

    差別や抑圧、排除、暴力、暴動といった「暗い話」や出来事から、未来への建設的な
    メッセージや教訓を得ることができるのか。
    圧倒的に絶望的な状況でも希望を失わず、「変革」を求めて闘うことをやめなかった
    人々の物語を、表層だけでなく、より深くその本質を広く語り伝えられるのか。
    ニューヨークという都市におけるアフリカ系アメリカ人と西インド諸島系の住民が刻む
    日々の営みに潜むさまざまな苦悩とその可能性・・・・・・。
    「多様性が生み出す人種連帯」という可能性は、現実の厳しい内部のせめぎ合い
    の底流にこそ、連帯へ向かう強さと持続性を備えているのかもしれない。

    図書館選書
    ニューヨークにおけるアフリカ系アメリカ人と西インド諸島系住民が刻む日常に潜む苦悩とその可能性。現実の厳しい内部のせめぎ合いの底流にこそ、排除、暴力と紙一重の「連帯へ向かう強さ」を見出せるのかと問う書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    村田 勝幸(ムラタ カツユキ)
    1968年福岡市生まれ。北海道大学大学院文学研究科准教授。学術博士。専門はアメリカ史・アメリカ研究
  • 著者について

    村田 勝幸 (ムラタ カツユキ)
    1968年 福岡市生まれ
    北海道大学大学院文学研究科 准教授 学術博士
    専門はアメリカ史・アメリカ研究
    単著:『〈アメリカ人〉の境界とラティーノ・エスニシティ──「非合法移民問題」の社会文化史』(東京大学出版会、2007年)
    論文:“Searching for a Framework for a Synthetic Understanding of Post-1965 Immigration from the Western Hemisphere,” Transforming Anthropology 14, no. 1 (April 2006): 95-101
    共訳書:ロビン・D・G・ケリー『ゲットーを捏造する──アメリカにおける都市危機の表象』(彩流社、2007年)他。

アフリカン・ディアスポラのニューヨーク―多様性が生み出す人種連帯のかたち の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:村田 勝幸(著)
発行年月日:2012/03/10
ISBN-10:4779117747
ISBN-13:9784779117749
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:251ページ ※201,50P
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:280g
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