加藤周一セレクション〈1〉科学の方法と文学の擁護(平凡社ライブラリー) [全集叢書]

加藤周一セレクション〈1〉科学の方法と文学の擁護(平凡社ライブラリー) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  科学と技術が高度に発達した現代社会にあって文学はどのような意味をもちうるだろうか。小説・詩歌という狭いジャンルに限定することなく、すぐれた文体と世界の全体に対する態度であると文学を広く定義するとき、文学ははじめて科学に拮抗する。このような加藤周一の文学に対する態度は、アラゴンやサルトルなどのフランス文学に負う。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  科学と文学
  文学の擁護
  途絶えざる歌
  ゴットフリート・ベンと現代ドイツの「精神」
  グレアム・グリーンとカトリシズムの一面
  Ｅ・Ｍ・フォースターとヒューマニズム
  サルトルの知識人論
  人間学または『状況第九』の事
  サルトル論以前
  サルトルのために

• 内容紹介

  「科学と文学」「文学の擁護」をはじめ、現代社会における文学の役割を論じた代表作と欧州の文学者論を収録。第二次世界大戦の文学的感性と知のあり方を探る。解説＝池澤夏樹

加藤周一セレクション〈1〉科学の方法と文学の擁護(平凡社ライブラリー) の商品スペック