大庭みな子全集〈第2巻〉幽霊達の復活祭・魚の泪・栂の夢 [単行本]

大庭みな子全集〈第2巻〉幽霊達の復活祭・魚の泪・栂の夢 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  十年余のアラスカ生活。そこで出会った奇妙な人たちと日々の暮らし。解放を求めて放浪する魂の原郷を描いた諸篇。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  幽霊達の復活祭（幽霊達の復活祭；火草；桟橋にて；首のない鹿；あいびき）；魚の泪（白樺と氷河の街；火草とエスキモーたち；森と湖と入江の町・シトカ；世捨人たちの蟹獲りの話；霧の女；屍馬の谷間；サーモン・ダービーの話；放浪する者の魂；夢に見たパリの現実；ロワール河のお城に住んだひとたち；パリのアメリカ女；魚の泪）；栂の夢

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  大庭 みな子(オオバ ミナコ)
  １９３０年１１月東京生まれ。津田塾大学英文学科卒業。夫の赴任先、アラスカで本格的に執筆を始め、１９６８年「三匹の蟹」で群像新人文学賞・芥川賞受賞。著書に『がらくた博物館』（女流文学賞）『寂兮寥兮』（谷崎潤一郎賞）『啼く鳥の』（野間文芸賞）「海にゆらぐ糸」（川端康成賞）『津田梅子』（読売文学賞）「赤い満月」（川端康成賞・二度目）『浦安うた日記』（紫式部文学賞）など。日本芸術院会員。１９９６年、脳梗塞により、左半身不随で車いす生活になるも、夫の協力を得て、その後も著述を行った。２００７年５月２４日逝去

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