本のなかで恋をして(小学館文庫) [文庫]

本のなかで恋をして(小学館文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  思うままに生きたいとミラノで好みの恋愛小説だけを扱う書店“夢うつつ”を開いたエンマはまもなく五十歳。ある日、本のシールに書かれた名前と電話番号を目にする。「フェデリーコ…」高校時代の恋人であった。翌日再会した彼とエンマは、恋心を再燃させる。しかしフェデリーコはニューヨークで建築家として活躍する妻子ある身。再び離ればなれになった二人は文通を始め、それぞれの場所で相手への想いを重ねてゆく。そしてフェデリーコからある提案が。「四月十日、フランスのベル・イル島で会おう」。恋愛小説のように甘く切ない二人の物語のエンディングは。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  カルヴェッティ,パオラ(カルヴェッティ,パオラ／Calvetti,Paola)
  ミラノ出身。イタリアの新聞社『ラ・レプブリカ』ミラノ支局でジューナリストとして執筆。その後ミラノ・スカラ座広報部長を経てイタリア・ツーリングクラブの広報部長。９９年のデビュー小説『最後のラブレター（Ｌ’　Ａｍｏｒｅ　ｓｅｇｒｅｔｏ）』（扶桑社）がバンカレッラ賞の最終選考候補に
  
  中村 浩子(ナカムラ ヒロコ)
  東京外国語大学イタリア語学科卒。本田技研工業勤務後、イタリアの新聞社『ラ・レプブリカ』極東支局長助手を務める。茶道表千家の教授資格を有する。俳句結社「海」会員

本のなかで恋をして(小学館文庫) [文庫] の商品スペック