冬の狼(集英社文庫―挑戦〈2〉) [文庫]

冬の狼(集英社文庫―挑戦〈2〉) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「あたしの誇りは竜よ。あたしの狼、冬に向かって走る狼」女は唇を重ねる。水野竜一が戻ってきた。２年間、ペルーでゲリラとなり、殺人術と大いなる誇りを身につけて。だが、かつて生命を賭けて共に闘った深江は行方不明だった。深江を探す竜一の前に、銃弾の暴力が立ちふさがる。仲間が死ぬ。老警部「おいぼれ犬」の姿がチラつく。巨大な、姿を見せぬ敵に、ゲリラ戦士竜一がついに牙をむいた。

• 内容紹介

  3年ぶりの日本。硝煙の臭いを漂わせて竜一が帰って来た。血に染めた心、身につけたゲリラの殺人術。姿を消した友、深江の行方を追って、獣の怒りが都会の闇を切り裂く。(解説・軒上 泊)
  
  

冬の狼(集英社文庫―挑戦〈2〉) [文庫] の商品スペック