ロマンの原点を求めて―『源氏物語』『トリスタンとイズー』『ペルスヴァルまたは聖杯物語』 [単行本]

ロマンの原点を求めて―『源氏物語』『トリスタンとイズー』『ペルスヴァルまたは聖杯物語』 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  彷徨するエクリチュール、解体する物語、揺れ動く登場人物たち…。日本‐フランスのクラシックをつぶさに読み解きながら、小説／ロマンの復権を目論むスリリングな論考。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１部　西欧中世のロマン（ロマンの出で来はじめの親たち
  『トリスタンとイズー』
  クレチアン・ド・トロワ『ペルスヴァルまたは聖杯物語』）
  第２部　『源氏物語』（物語的自己同一性をめぐって（「夕顔」）
  ロマンの言語（「若紫」「葵」「賢木」）
  ロマンの方法論（「若菜上」）
  ロマンの世界の振幅（「若菜下」）
  物語の不可能性を書く（「柏木」））

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中山 眞彦(ナカヤマ マサヒコ)
  １９３４年、京城（ソウル）市に生まれる。東京大学大学院博士課程中退。東京工業大学名誉教授。専攻、フランス文学

ロマンの原点を求めて―『源氏物語』『トリスタンとイズー』『ペルスヴァルまたは聖杯物語』 の商品スペック