イギリスとヨーロッパ―孤立と統合の二百年 [単行本]
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イギリスとヨーロッパ―孤立と統合の二百年 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2009/01/28
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イギリスとヨーロッパ―孤立と統合の二百年 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    かつて世界の海を支配しつつも衰亡の道をたどった老大国は、ヨーロッパにいかに向きあってきたのか。そこには、外交と国際関係への深い示唆が満ちている。揺れるアイデンティティ、二百年の軌跡。
  • 目次

    はしがき[細谷雄一]

    序章 歴史のなかのイギリスとヨーロッパ[細谷雄一]

    第1章 ヨーロッパ協調から世界大戦へ 一八一五─ 一九一四年──「不実の白い島」の呪縛──[君塚直隆]
     1 「長い十八世紀」の終焉と大国イギリスの登場
     2 ウィーン体制下のイギリス外交
     3 パーマストンと会議外交の時代
     4 ビスマルク体制と「光栄ある孤立」
     5 「街から灯が消えていく」──世界大戦への道

    第2章 「新しいヨーロッパ協調」からシューマン・プランへ 一九一九─五〇年──世界戦争の時代のイギリスとヨーロッパ──[細谷雄一]
     1 戦後ヨーロッパ秩序とイギリス
     2 ロカルノ会議からミュンヘン会談へ
     3 第二次世界大戦と「西欧ブロック」構想
     4 英仏協調の終焉?──シューマン・プランへいたる英仏関係

    第3章 超国家的統合の登場 一九五〇─五八年──イギリスは船に乗り遅れたのか?──[益田実]
     1 「失われた機会」を求めて
     2 超国家的統合プラン登場前夜
     3 反発から協力への苦渋の選択──アトリー政権と二つの統合プラン
     4 統合の限界と協力関係の限界──チャーチル政権と二つの統合プラン
     5 「ヨーロッパの再発進」──共同市場構想の船出
     6 プランG──FTA構想による対抗とその挫折
     7 あらかじめ失われていた機会?

    第4章 第一次EEC加盟申請とその挫折 一九五八─六四年──「三つのサークル」ドクトリンの段階的再編──[小川浩之]
     1 ヨーロッパFTAからEFTAへ
     2 第一次EEC加盟申請への道
     3 第一次EEC加盟交渉とその挫折

    第5章 第二次EEC加盟申請とその挫折 一九六四─七〇年──イギリスの緩やかな方向転換──[芝崎祐典]
     1 経済的困難と役割の模索
     2 緩やかな方向転換──二回目のEEC加盟申請
     3 挫折

    第6章 米欧間での揺らぎ 一九七〇─七九年──ヨーロッパになりきれないイギリス──[橋口豊]
     1 「新たなパワー・ベース」としての統合ヨーロッパ
     2 大西洋同盟内の主導権をめぐる対立
     3 EC残留とデタントの後退

    第7章 冷戦とデタントのなかで──CSCEへの道とイギリスの役割意識 一九五一─七九年──[齋藤嘉臣]
     1 サミットの夢とチャーチル、イーデン、マクミラン
     2 ウィルソン政権のデタント政策
     3 ヒース政権とCSCE

    第8章 サッチャーとドロール 一九七九─九〇年──劇場化されるヨーロッパ──[遠藤乾]
     1 「ヨーロッパの政党」──野党時代の親欧州的スタンス
     2 「お金を返して」──フォンテーヌブローへの道
     3 「自由なヨーロッパ」──市場統合、単一議定書、ドロール・パッケージ
     4 「社会は存在しない」──サッチャーとドロールの世界観の衝突
     5 「氷は解ける時が危ない」──冷戦終結とドイツ統一
     6 「ノー、ノー、ノー」──通貨統合、政府間会議、孤立と凋落

    第9章 メージャーとマーストリヒト条約 一九九〇─九七年──調整型リーダーシップの功罪──[力久昌幸]
     1 メージャーのリーダーシップ
     2 マーストリヒト条約交渉過程
     3 ERM離脱とマーストリヒト条約批准過程
     4 党内対立の激化と保守党支配の終焉

    第10章 ブレアとヨーロッパ 一九九七─二〇〇七年──「お節介なネオコン性」──[鈴木一人]
     1 ブレア政権の「ネオコン性」
     2 スタートダッシュ──「ネオコン性」への喝采
     3 九・一一とアメリカの「ネオコン性」との出会い
     4 失ったヨーロッパでのリーダーシップ
     5 イギリスとヨーロッパのこれから──むすびにかえて

    あとがき[細谷雄一]
    引用・参考文献
    戦後イギリス総選挙結果
    関連年表
    事項索引
    人名索引
    執筆者紹介
  • 内容紹介

    ヨーロッパであってヨーロッパでない島国のジレンマ。そこには、日本の針路と国際政治の本質への示唆が満ち満ちている。

    本書は、1815年のウィーン会議から現在までのイギリスとヨーロッパとの国際関係を、高い研究水準を保ちながら概観する歴史読み物である。自分を「ヨーロッパ人」とは考えていないイギリスのアイデンティティーが「孤立」と「統合」のあいだを揺れ動くさまを、ダイナミックに描ききる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    細谷 雄一(ホソヤ ユウイチ)
    慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在:慶應義塾大学法学部准教授(国際政治史、イギリス外交史)
  • 著者について

    細谷 雄一 (ホソヤ ユウイチ)
    細谷 雄一(ほそや ゆういち)

    慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)を取得。北海道大学専任講師などを経て、現在:慶應義塾大学法学部教授。専門は国際政治史、国際政治学。主著:『国際秩序──18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』(中央公論新社、2012年)、『歴史認識とは何か──日露戦争からアジア太平洋戦争へ』(新潮社、2015年)など。

イギリスとヨーロッパ―孤立と統合の二百年 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:細谷 雄一(編)
発行年月日:2009/01/25
ISBN-10:4326351446
ISBN-13:9784326351442
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:366ページ ※350,16P
縦:20cm
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