桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク(角川文庫) [文庫]

桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  近畿地方の田舎町。長命商店街の娘、田中景子は、京美の“グループ”に入りたくてたまらなかった。“可愛い女子のグループ”に。Ｊみたいな子が入れて、なぜ自分は入れないの？私とＪは何が違うの？同級生Ｊへの嫉妬に苛まれながらも、初恋にときめいたあの頃を景子は回想する。「青痣（しみ）」。『ツ、イ、ラ、ク』のあの出来事を６人の男女はどう見つめ、どんな時間を歩んできたのか。表題作「桃」を含む６編を収録。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  卒業写真；高瀬舟、それから；汝、病めるときもすこやかなるときも；青痣（しみ）；世帯主がたばこを減らそうと考えた夜；桃

• 出版社からのコメント

  ６つの物語で綴る、もうひとつの「ツ、イ、ラ、ク」。

• 内容紹介

  許されぬ恋。背徳の純粋。誰もが目を背け、傷ついた――。胸に潜む遠い日の痛み。『ツ、イ、ラ、ク』のあの出来事を６人の男女はどう見つめ、どんな時間を歩んできたのか。表題作「桃」を含む６編を収録。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  姫野 カオルコ(ヒメノ カオルコ)
  １９５８年滋賀県生まれ。青山学院大学文学部卒。画廊事務を経て、９０年、コメディ小説『ひと呼んでミツコ』が初の単行本。『よるねこ』収録の「探偵物語」が日本推理作家協会の２００２年『ザ・ベストミステリーズ』に選ばれ、９７年『受難』、０４年『ツ、イ、ラ、ク』、０６年『ハルカ・エイティ』が直木賞候補となった

• 著者について

  姫野　カオルコ (ヒメノ　カオルコ)
  １９５８年生まれ。９０年、初の単行本「ひと呼んでミツコ」以降、「ドールハウス」「喪失記」「受難」「ツ、イ、ラ、ク」など著書多数。

桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク(角川文庫) [文庫] の商品スペック