セメント樽の中の手紙(角川文庫) [文庫]
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セメント樽の中の手紙(角川文庫) [文庫]

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出版社:角川書店
販売開始日: 2008/09/25
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セメント樽の中の手紙(角川文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ダム建設現場で働く男がセメント樽の中から見つけたのは、セメント会社で働いているという女工からの手紙だった。そこに書かれていた悲痛な叫びとは…。かつて教科書にも登場した伝説的な衝撃の表題作「セメント樽の中の手紙」をはじめ、『蟹工船』の小林多喜二を驚嘆させ大きな影響を与えた「淫売婦」など、昭和初期、多喜二と共にプロレタリア文学を主導した葉山嘉樹の作品計8編を収録。ワーキングプア文学の原点がここにある。
  • 内容(「BOOK」データベースより)

    セメント樽の中の手紙;淫売婦;労働者の居ない船;牢獄の半日;浚渫船;死屍を食う男;濁流;氷雨
  • 出版社からのコメント

    「蟹工船」の次に読む本! 小林多喜二もハマった幻の作家。
  • 内容紹介

    ダム建設労働者の松戸与三が、セメント樽の中から発見した手紙には、ある凄惨な事件の顛末が書かれていた。教科書で読んだ有名な表題作他、小林多喜二にも影響を与えた幻の作家・葉山嘉樹の作品8編を収録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    葉山 嘉樹(ハヤマ ヨシキ)
    明治27(1894)年3月12日、福岡県京都郡豊津村(現・みやこ町)生まれ。早稲田大学高等予科文科除籍。貨物船の水夫見習い、鉄道局の臨時雇い、名古屋セメント会社の工務係などを経て、名古屋新聞記者となり、労働運動を指導。大正12(1923)年、名古屋共産党事件で検挙される。獄中で執筆した「淫売婦」で注目を集め、「海に生くる人々」でプロレタリア作家としての地位を築く。小林多喜二にも大きな影響を与え、「戦旗」派の小林とともに、「文芸戦線」派を代表する作家として日本プロレタリア文学の双璧をなした。左翼運動への弾圧が激しくなる中、経済的に困窮し、長野県、ついで岐阜県へ移住。さらに満蒙開拓団運動に関わり自身も渡満するが、昭和20(1945)年10月18日、敗戦による帰国の車中、ハルビン南方の徳恵駅(現・中国吉林省)手前で死去
  • 著者について

    葉山 嘉樹 (ハヤマ ヨシキ)
    1894年福岡県生まれ。早大高等予科除籍。海員生活を経て、労働争議を指導。1923年名古屋共産党事件で検挙され、刑務所内で「海に生くる人々」「淫売婦」を執筆。小林多喜二と共に日本プロレタリア文学の双璧と評されたが、体制支持へ傾き満州開拓に関わる。45年、中国で死去。

セメント樽の中の手紙(角川文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:角川書店
著者名:葉山 嘉樹(著)
発行年月日:2008/09/25
ISBN-10:4043917015
ISBN-13:9784043917013
判型:文庫
発売社名:角川グループパブリッシング
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:195ページ
縦:15cm
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