イメージとしての戦後 [単行本]
    • イメージとしての戦後 [単行本]

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イメージとしての戦後 [単行本]

坪井 秀人(編著)藤木 秀朗(編著)
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出版社:青弓社
販売開始日: 2010/03/23
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イメージとしての戦後 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦前・戦中とは切り離されて一新したかのように流通している「戦後」のイメージはどのように作り出され、人々に受け止められているのか。映画からマンガ・アニメ・文学までを取り上げて、アイコン化された「戦後」イメージに抗する思想的作法を照射する。
  • 目次

    はじめに 藤木秀朗

    第1章 ワンダーランド・ヤスクニ――ポップ・ナショナリズムの現在 シュテフィ・リヒター[小林敏明訳]
     1 新しいナショナリズムの流れ
     2 ポップ・ナショナリズム
     3 つのだひろの場合
     4 新世代の登場
     5 新旧の役割配置
     6 フリーター・ナショナリズム

    第2章 歴史の消費──高橋和巳『散華』『堕落』における戦中戦後の〈重ね書き〉 坪井秀人
     1 いま高橋和巳を評価すること
     2 『散華』『堕落』の時代
     3 〈重ね書き〉される戦中/戦後

    第3章 “感触"としての戦後――石川淳、金子光晴が描いた〈皮膚〉と〈孔〉 天野知幸
     1 〈触れる〉ことと〈陥没〉すること
     2 皮膚的想像力と戦後の物語化
     3 戦後を拒み、嘲る〈孔〉
     4 「闇」を隈なく照らし出す言葉と〈声〉
     5 「私」が「闇」となることの恐怖と魅惑

    第4章 戦後のネオテニー――手塚治虫、そして戦前における多種の理想 トーマス・ラマール[大崎晴美訳]
     1 手塚と戦後
     2 多種の理想
     3 国家的な寓意の彼方へ
     4 ネオテニー

    第5章 ロボットイメージと戦後 馬場伸彦
     1 戦後復興とロボット漫画
     2 ロボットイメージの実現化
     3 分身ロボット『鉄腕アトム』
     4 アトムと原子力の平和利用
     5 戦争の遺物『鉄人28号』
     6 機械の労働者『R・U・R』
     7 一九八〇年=ロボット元年
     8 産業用ロボット『わたしは真悟』
     9 アトムの末裔
     10 サイボーグ技術のゆくえ
     11 ユビキタス社会と『攻殻機動隊』
     12 ロボット戦争兵器

    第6章 押井守原作『腹腹時計の少女』における「戦後」表象 水川敬章
     1 押井守の歴史表現と「ケルベロス・サーガ」
     2 『人狼』――暴力と少女の主体をめぐって
     3 『女立喰師列伝』――存在の不確かさをめぐって
     4 『腹腹時計の少女』――いまだ出来せざる「戦後」史のイメージへ

    第7章 小津映画の戦後とモダニズム 洞ヶ瀬真人
     1 日本映画の戦後の「近代」と小津映画
     2 「モダニズム」と小津
     3 戦後の「近代」と『東京物語』

    第8章 富士山とレーニン帽――映画『赤線基地』(一九五三年)と「反米」 中村秀之
     1 『赤線基地』を紹介する
     2 「反米映画」としての『赤線基地』――アメリカ人からの批判
     3 映画としての『赤線基地』――同一性をめぐるせめぎ合い

    第9章 「戦後」の視覚的再配置――写真集の歴史表象 藤木秀朗
     1 目的論的歴史表象から破局的歴史表象へ
     2 記録からノスタルジーへ
     3 ナショナルな歴史とオルターナティヴ
     4 ナショナルな歴史を超えて

    おわりに 坪井秀人
  • 内容紹介

    戦前・戦中とは切断されて一新したものとして流通している「戦後」のイメージはどのように作り出され、受け止められているのか。映画やマンガ・アニメ・文学などの表象文化を取り上げて、アイコン化された「戦後」イメージに抗する思想的作法を照射する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坪井 秀人(ツボイ ヒデト)
    名古屋大学大学院文学研究科教授。専攻は日本近代文学・文化史

    藤木 秀朗(フジキ ヒデアキ)
    名古屋大学大学院文学研究科准教授。専攻は映画史・映画理論、視覚文化
  • 著者について

    坪井 秀人 (ツボイ ヒデト)
    名古屋大学大学院文学研究科教授。専攻は日本近代文学・文化史。著書に『感覚の近代』『声の祝祭』(ともに名古屋大学出版会)、『戦争の記憶をさかのぼる』(筑摩書房)など。

    藤木 秀朗 (フジキ ヒデアキ)
    名古屋大学大学院文学研究科准教授。専攻は映画史・映画理論、視覚文化。著書に『増殖するペルソナ』、翻訳書にデイヴィッド・ボードウェル/クリスティン・トンプソン『フィルム・アート』(ともに名古屋大学出版会)など。

イメージとしての戦後 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:坪井 秀人(編著)/藤木 秀朗(編著)
発行年月日:2010/03/23
ISBN-10:4787233122
ISBN-13:9784787233127
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:233ページ
縦:21cm
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