自由主義はどこへ行く―米英政治経済からの再考 [単行本]

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自由主義はどこへ行く―米英政治経済からの再考 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2006/03/30
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自由主義はどこへ行く―米英政治経済からの再考 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    リベラリズムは死んだのか?サッチャー、レーガン、ジョージ・W・ブッシュ政権…アメリカ・イギリスの政治経済から「自由主義」を検討、保守的自由主義が全盛を迎えるなか、「リベラリズム」の動向を見据える。
  • 目次

    ▼第1章 古典的自由主義とケインズ主義--恐慌概念の有無が大きな差異
    1 市場メカニズム重視の古典的自由主義
      アダム・スミスの経済観
      古典派理論の特徴
      古典派の不況観を支えた「セイの法則」
    2 政府に公共的な役割を要請したケインズ理論
      『一般理論』の要旨
      ケインズ経済学の特徴(1)
      ケインズ経済学の特徴(2)
      ケインズ経済学の政策への応用
      ケインズが政府に要請したもの

    ▼第2章 新自由主義とその政策への応用--自由放任と政府の活動範囲の制限
    1 「小さな政府」唱える新自由主義
      ケインズ主義批判で知られるハイエクとフリードマン
      ケインズ主義批判の類型化と新自由主義の特徴
      ケインズは反自由主義者か
    2 レーガンとサッチャーの「壮大なる実験」
      レーガンの経済・財政政策
      レーガノミクスがもたらしたもの
      サッチャーの経済・財政政策
      サッチャー政策に対する評価
      新自由主義政策の「光」と「陰」

    ▼第3章 ジョージ・W・ブッシュ政権の経済・財政政策の特質--経済的自由主義の視点から
    1 総花的で大規模な減税政策
      ブッシュの基本姿勢と2001年大型減税
      1.35兆ドル減税の成立
      大型景気の終焉と減税の継続
      2003年減税は短期の景気刺激が目的
    2 問題の多いそのほかの国内政策
      国防支出の拡大は既定の路線
      メディケア改革の主眼
      メディケア改革後の懸念は大きい
    3 ブッシュの国内政策の評価
      減税に関する新自由主義とケインズ主義の相違
      ブッシュ減税は「新自由主義を装ったケインズ的政策」
      早期から再選を意識した景気刺激型経済政策
      メディケア改革も巧妙で重要な再選対策
      膨大な財政赤字の持続か実質増税か

    ▼第4章 コンセンサス政治の盛衰と変容--20世紀米英両国の自由主義政治
    1 福祉国家をめぐる合意形成
      東西冷戦激化で打撃も
      リベラリズムの行き過ぎで衰退へ
      新たなコンセンサスへの契機に
    2 「ニュー・デモクラット」と「ニュー・レーバー」
      民主党指導者評議会を立ち上げ
      ブッシュ国際主義の問題性
      自由主義政治を損なう動き

    ▼第5章 苦戦する政教分離擁護陣営--調和主義派との激しい争い
    1 保守化した米連邦最高裁
      あいまいな憲法の規定
      リベラルだった両長官時代
      レーンキスト長官の威令低下も
    2 政治的変化もたらした自由人権協会
      主流各教会の影響力減退
      リベラル派の活動再開も
      問題抱える各関係団体
    3 宗教色の濃い2004年大統領選挙
      憲法軽視した選挙運動
      カトリック聖職者らの批判
      米国より弱い英国の活動

    ▼第6章 既成の政治に代わるもの?--市民レヴェルの自由主義支持運動
    1 草の根活動の活発化・組織化すすむ
      投票率低落の背後で
      公民権運動からさまざまな影響
    2 「ピープル・フォー」の事例研究
      言論・表現・学習の自由を擁護
      祈りの問題からヴァウチャー制度へ
      法案の成立促進と通過阻止
      長期的活動へ体制固め
      宗教問題で軌道修正

    ▼第7章 再び発言し始めたリベラル派知識人たち--「死んだように見えるだけ」
    1 「進歩的愛国主義プログラム」
      最も組織的な活動
      国際ルール守って強権自制
    2 多様な集団や個人がブッシュ批判
      「市民的自由保障は神話」
      「帝国主義の新時代」
      政治的組織化が今後の課題
  • 内容紹介

    リベラリズムは死んだのか?
    サッチャー、レーガン、ジョージ・W・ブッシュ政権……米英の政治経済から「自由主義」を検討、保守的自由主義が全盛を迎えるなか、「リベラリズム」の動向を見据える。

    図書館選書
    リベラリズムは死んだのか? アメリカ・イギリスの政治経済から「自由主義」を検討、古典的・保守的自由主義が全盛を迎えるなか、「リベラリズム」の動向を見据える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂井 誠(サカイ マコト)
    恵泉女学園大学人間社会学部助教授。早稲田大学政治経済学部卒業。専門分野:アメリカ経済・経済政策

    蓮見 博昭(ハスミ ヒロアキ)
    恵泉女学園大学名誉教授。東京外国語大学欧米第一課程卒業。専門分野:アメリカ政治外交
  • 著者について

    坂井 誠 (サカイ マコト)
    早稲田大学政治経済学部卒業。恵泉女学園大学人間社会学部助教授。著書に『英米文化の光と影』(2001年、共著、彩流社)などがある。

    蓮見 博昭 (ハスミ ヒロアキ)
    東京外国語大学欧米第一課程卒業。恵泉女学園大学名誉教授。著書に『宗教に揺れるアメリカ 民主政治の背後にあるもの』(2002年、日本評論社)、『9.11以後のアメリカ政治と宗教』(2004年、梨の木舎)が、訳書に『汝の敵を愛せよ』(M.Lキング著、新教出版社、1965)ほかがある。

自由主義はどこへ行く―米英政治経済からの再考 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:坂井 誠(著)/蓮見 博昭(著)
発行年月日:2006/03/31
ISBN-10:4779111536
ISBN-13:9784779111532
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:294ページ ※252,42P
縦:20cm
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