今も新しい漱石の女性観―則天去私への道(ノベル倶楽部) [単行本]

今も新しい漱石の女性観―則天去私への道(ノベル倶楽部) の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  「どんなところへ行こうと、嫁に行けば女は夫のために邪になるのだ」（『行人』より）。えーっ？これは冒頭に掲げたボーヴォワールの言葉「人は女に生まれない。女になるのだ」と同じ意味ではないか！（本文７１ページより抜粋）。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  幕末の女性
  お見合い
  新婚生活
  漱石のイギリス留学
  帰朝後
  別居
  『吾輩は猫である』
  『草枕』
  『野分』
  『虞美人草』〔ほか〕

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  熊谷 和代(クマガイ カズヨ)
  １９４０年、宮崎県に生まれる。高卒後、ＯＬ生活を経て専業主婦に。生協運動などに携わる。ドイツと中国での海外生活を体験。妻の重要な存在価値に気付いた頃（平成６年）、漱石と出会う。その後一年間、フェミニズム思想、カウンセリング手法などを学ぶ。「エッセイストクラブ徳島」会員

今も新しい漱石の女性観―則天去私への道(ノベル倶楽部) の商品スペック