流行歌手たちの戦争 [単行本]

流行歌手たちの戦争 [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  動乱の昭和の時代、名もなき庶民に勇気と希望と励ましをあたえつづけた歌い手たち―昭和１２年にヒットしたヤクザ小唄、股旅歌謡「流転」「裏町人生」の上原敏、昭和２１年、闇市から見上げる青い空に響いた「リンゴの唄」の並木路子、昭和２７年、フィリピンの戦犯収容刑務所の地で故郷を想う「モンテンルパの夜は更けて」の渡辺はま子、それぞれの生涯。最前線で戦地慰問で銃後で辛酸をなめた流行歌手たちの戦争。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  １　密林の鎮魂歌―上原敏（東部ニューギニア戦線
  音楽好きの野球少年から歌手へ
  人気歌手・上原敏
  太平洋戦争
  地獄の島ニューギニア）
  ２　廃墟からの歌声―並木路子（東京大空襲
  並木路子の誕生
  希望の歌声）
  ３　望郷の大合唱―渡辺はま子（激戦の比島決戦
  美貌の歌手・渡辺はま子
  チャイナ・メロディーの女王
  戦後の混乱と復興の時代
  モンテンルパに立つ）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  菊池 清麿(キクチ キヨマロ)
  １９６０年、岩手県生まれ。明治大学政経学部卒、同大学院修了。音楽評論・歴史家。近代と反近代の諸問題を視点に近代日本大衆音楽家評伝を中心に著作活動

流行歌手たちの戦争 [単行本] の商品スペック